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管理人Miniyon の日記

2019 [ Jan. Feb. Mar. Apr. May. Jun. Jul. Aug. Sep. Oct. Nov. Dec. ]

日記の更新があっても掲示板への返信などができないときがありますが、掲示板はしっかりと読ませてもらっています!(^^)

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2019年08月31日(土)

ミュージカル 「エリザベート」 (再演 2019年度版)
in 帝国劇場 


2019年8月23日
感想 レポート





  

  

   

  

  

  

  

  



ミュージカル 「エリザベート」 (再演 2019年度版)

in 帝国劇場 (東京公演)


2019年8月23日 (金) 13時 開演

S席  1階  上手サブセンターブロック  中央より前の列



2019年版「エリザベート」、最後の観劇
行ってきました。



いろんなことが、すっごい楽しかった。

帝国劇場に入る前は、いろいろと考えることがあったけど。

開演前に、それも吹き飛んだ。

すごいホッとした...花總まりさんの ばあや...どもです。


花の会の受付は、会場入ってすぐ。

配布のチラシは、4種類。


「プレミアムシンフォニックコンサート~花總まり・愛に生きた女王を綴る~」

花總まり ・ 角田鋼亮(指揮) ・ 古澤巌(ヴァイオリニスト) ・ 塩谷哲(ピアニスト)
東京フィルハーモニー交響楽団(東京) ・ 大阪フィルハーモニー交響楽団(大阪) ・ セントラル愛知交響楽団(愛知)

2020年1月17日 (金) オーチャードホール (東京)
2020年2月23日 (日) NHK大阪ホール (大阪)
2020年3月1日 (日) 愛知県芸術劇場大ホール (愛知)

のチラシも置いてあったので、ゲット。



入口で写真を撮ってた時、一瞬、背後に結構な人の気配がして、挙動不審になってキョロキョロ。 (自分の真後ろに人が並んでるかと思った 笑)

振り向いたら、チケット受け取りの列が、そこそこ出来てて、入口は盛況だった。


入口の、お土産引換所に置いてあった、「江崎グリコ」の袋に入ったお土産が気になった。 (笑)

いつも思うんだけど、特定の人がもらえるお土産って...なんだろう? (・・?謎



当日受け取りの、チケットの座席。

えっ!???って感じの、すごい座席だった。

1階席と2階席の確認を、何度もしちゃったし。 (笑)


花の会さん...ありがとうございました。




花總まりさんの感想は、下のほうに書いています。 ↓



帝国劇場って、いろんな業界で活躍している方が舞台を観に来てるらしいけど...自分は、見かけたことがない。

テレビをほとんど観ないから、たぶん、気付いていないだけかもしれないけど。 (笑)


あ...2016年版「エリザベート」の地方公演の時、街で、自分の目の前を歩くトートダンサーさんには出会ったけど。

パープルがキレイなカラーリングの後ろ髪を見て、プロの業界の人(ミュージシャン系)かなーって思ってたら。

その数日後、「エリザベート」の舞台を観劇した後の出待ちで、トートダンサーさんだったことが判明。 (驚)

さすが、黄泉の世界のトートダンサー。

あの、キレイ過ぎるカラーリングに納得してしまった。

2019年版「エリザベート」では、カラーを少し変えたっぽいけど、近くで見ると、相当キレイだろうなー。



グッズは、プログラムを購入しました。 (舞台写真入り)

最後の観劇となる今回、出待ちで、花總まりさんにサインをしてもらえたので、

もう1冊、購入しておけばよかったって思った。 (保管用と読破用)

プログラムに手あかを付けないで読むのに、難儀した。 (笑)


エリザベートの折り畳み傘を考案したのは、すごい。

人気するだろうなーって思ったら、完売商品になってた。



そう言えば、2015年版「エリザベート」の舞台を観行った時。

花總まりさんオリジナルグッズとして、長方形のクリアファイルみたいなものを購入したんだけど。

これ、何に使うんだろう...長方形の謎。

んー。 (デザインはシンプルで好き)




場面の感想。


第1幕「ウィーン・アウグスティン協会」の場面

井上芳雄さんトートと古川雄大さんトートとは、高笑いの声(?)の種類が違うんですね。

古川雄大さんトートの高笑いの声は...何が起こったんだろうって思ってしまう。


特撮系の悪役の高笑いの声だった。



第1幕「皇后の務め(エステ)」の場面

「皇后の務め(エステ)」の、歌の最初の動きを1回目に観たとき、主張の強い女官さん達だなーって思ったけど。

今回、観たとき、主張の強さを感じなくなってて、女官さんを普通に観れたので、

舞台の上に立ち続けた間に、変化していったんだなーって、女官さん達の3ヶ月間の努力が伝わった。



第2幕「ハンガリー独立運動」の場面

バックの映像が、白黒のハンガリー国旗に変わったとき、成河さんルキーニの持つ国旗も、白黒に変わるんだけど。

あの演出を思いつくの、すごいなーって思った。

ルキーニの狂気が、ヤバかった。



第2幕「マダム・ヴォルフの館」の場面。

マダム・ヴォルフの未来優希さんのボスキャラの色っぽさは、声色からもだった。

で、

今回、自分が座った席は、上手サブセンターブロック。

そう、美麗さんマデレーネが、袖にはけるのも上手。 (むふっ)

ガッツリ、美麗さんマデレーネをガン見してきました。 (笑)

っつか...2019年版「エリザベート」って、108回も公演があったのですが。

美麗さんマデレーネを持ち上げてたキャストさん達の煩悩...なくなったのだろうか。 (笑)


シングルキャストさん...お疲れ様です。



今回の指揮者さんは、2019年8月4日に観たときと同じく、カーテンコールで客席に挨拶するとき、

いつもキョドッて挨拶する、恥ずかしがり屋な女性の指揮者さんでした。 (笑)



音楽を担当する、チャーミングなおじさまこと、シルヴェスター・リーヴァイさんの案で、

2019年版は、2016年版から、楽曲を変更したり、曲を加えたりした箇所がいくつかあるらしい。

とても「エリザベート」の舞台を気に入っているのか、思い入れがあるのか。

チャーミングなおじさまにとって、「エリザベート」の舞台は、永遠に未完の作品なのかも。

第2幕の「パパみたいに(リプライズ)」のメロディーラインを変更したのは、グッジョブ。




出演者の感想。


平方元基さんフランツ。

「レディ・ベス」のフェリペ役では、面白いキャラだなーって思って観てたけど、

「エリザベート」のフランツ役では、3回目の今回も、やっぱり声質が気になった。

だけど、何故か...いつ観ても、感じる新鮮さ。

んー...自分には、まだつかめてない役者さんだけど。

第2幕の「夜のボート」が、いつも長く感じられるので、平方元基さん演じるフランツの流れは、自分には観やすいのかもと、なんとなく思ったり。

あ、フランツ辞めたら、面白い平方元基さんが出てきます。 (笑)




古川雄大さんトート。

井上芳雄さんトートと異なる、シルエット美を求められた衣装からしても伝わる、古川雄大さんトートへの期待度の高さ。

衣装がシンプルであるほど、自ら放つ、なんらかの力までも要求されてるってことだし。


第2幕「ルドルフの部屋」の場面や、第2幕「悪夢」の場面でも、

古川雄大さんトートの姿から...古川雄大さんトートに、シルエット美をも求めているであろう、

小池修一郎さんのダメ出しノートの中に...重い言葉が入ってそうって思った。

「死」を擬人化したトートに、「命」の存在を感じるという、

トート像はいろんな姿を持つことを思わされた、
古川雄大さんトートだった。

そして、

古川雄大さんトートを観て、トート像というものには、着地点はないんだろうなーって、なんとなく思った。




成河さんルキーニ

今回は、緩急付いたルキーニで来た。

成河さんルキーニの繰り広げる世界を、観客が舞台を通して観ていると思っていたけど。

主導権は、もしかしたら観客側にもあるのだろうか。

観るたびに、微妙に変化する成河さんルキーニの演技。

成河さんルキーニが意図的に変えているって思っていたけど。

...ときに、観客によって変えられているのかもしれない。

って、第1幕の後半から、なんとなく思った。

成河さんルキーニにとって、自分たち観客は、「エリザベート」の世界の中の何かだった。


自分の中にあった予定調和を、次々と変化させる成河さんルキーニ。

覆される概念の世界...楽しかった。



涼風真世さんゾフィー。


第1幕「ウィーン・アウグスティン協会」の場面

涼風真世さんって、「レディ・ベス」の舞台でも思ったんだけど、中腰になったときの姿勢が、騎士に観えるんだよね。

オーラがすごいというか。

今回、上手のサブセンターブロックに座ったのですが、

この場面で、涼風真世さんが中腰になったときの、後ろ姿の背中のシルエット美が半端なくて。

そして、メチャクチャ カッコいいオーラ。

ゾフィーの衣装も、キレイなシルエット美を映し出してて。

騎士じゃん...って思っちゃった。


横顔、キレイな指先、背中...。

涼風真世さんのシルエット美は、どの角度から観てもキレイだった。


そう言えば、涼風真世さん。

下手袖に下がったと思ったら...。

数歩目からの...ダッシュ!

えっ? 涼風真世さん、走るの!?

ってのを、何回か観てしまった。 (上手サブセンターブロックだったから観えた 笑)


自分にとって、2.5次元の存在である涼風真世さん...ダッシュもするらしい。 (笑)


っつか...一度でいいから、リアルな涼風真世さんを観てみたい。

ってことで、

今、知ったんだけど、

涼風真世さん、ライブをやるらしい。

涼風真世 MAYO 100% 還暦前年祭 “59-year-old Birthday Party” (in コットンクラブ 東京)
お誕生日会
2019年9月11日(水)
[1st.show] open 2:30pm / start 3:30pm

涼風真世 MAYO 100% “First Movement”  (in コットンクラブ 東京)
ライブ
2019年9月11日(水)
[2nd.show] open 6:00pm / start 7:00pm


チケットは、すでに完売...やっぱり。

リアルな涼風真世さん...自分は、観れるときは来るのだろうか。

っつか...地方でのライブだったらなー。 (あぁぁ 関東に住みたい)



第1幕「バート・イシュル」での場面

この場面での涼風真世さんゾフィーの衣装、すごく好き。

軍服みたいなゾフィーの衣装も好きだけど。


衣装のデザインさん、センスいいなーって思う。

そして、小池修一郎さんの美へのこだわり、美の方向性も、好き。

そういやー、小池修一郎さんって、「銀河英雄伝説」(宝塚 宙組)も、舞台化したらしい。

...何気に、親近感。 (笑)



怒るとほっぺたがプクッとなる、愛嬌のある涼風真世さんゾフィー。

でも、歌うと、超厳格な皇后モード。

強くて、キレイな涼風真世さんゾフィーが好きなので、

老けた涼風真世さんゾフィー登場のときは、あぁぁ、老けちゃったーって思っちゃうけど。

最期の、ゾフィーの死は、史実のゾフィーを彷彿させる。


カーテンコールでは、笑顔で思いっきり拍手してきた。


たまに聴きたくなる、涼風真世さんの歌声。

また、涼風真世さんの歌声を、聴きに行きます。




カーテンコールは3回。

1回目、普通の全員でのカーテンコール。

2回目、全員でのカーテンコール。

3回目、花總まりさんエリザベートと、古川雄大さんトートのカーテンコール。

ヒューヒューっというのが、観客席から聴こえた。

ん???

「エリザベート」って、そういうお話だったっけ?

って、一瞬なったけど、観る人によって、いろんな「エリザベート」の世界があるんだなって思った。





花總まりさんエリザベートの感想です。



今回、自分が観た花總まりさんエリザベートは、感情がものすごく豊かだった。

そして、心の動きがとても繊細で、重厚に感じた。

歌声、メロディーラインが心地よくて...。

情感あふれる、花總まりさんエリザベートだった。


...。

花總まりさんのキスシーン...記憶から消えて下さいー。 (泣)



第1幕「愛と死の輪舞」の場面

いつも花總まりさんエリザベートにくぎ付けなんだけど、今回、ものすごく食い入るように花總まりさんの動きを観ちゃった。

1回目に観たときより、動きが滑らかだし。

床に伏せてから起き上がる動作が、なんか好きで。

花總まりさんが体幹を鍛えていることが、すごくわかる場面。

2019年版は、古川雄大さんトートとの動きの距離があった分、花總まりさんエリザベートの動きに自由度が増したから、

フォーメーションも広がりを感じて、なんかよかった。



第2幕「私が踊る時」の場面。

この曲に入る時、花總まりさんエリザベートのスイッチが入るんだけど。

今回のスイッチの入り方、心の奥底の気持ちがすごく伝わってきた。



第2幕「精神病院」の場面

自分が、この場面で観たかったのは、エリザベートの感じる「自由」と「孤独」。

この「精神病院」の場面を注視して観ることで、

花總まりさんエリザベートの感じるエリザベート像を、探求し続けてみた。



2016年版「エリザベート」の舞台を観た後、エリザベートの史実を調べる機会があって。

史実のエリザベートという人物像が、花總まりさんと同じく、自分にもわからなかった。


そんな、わからない史実上のエリザベートにとって、精神病院は、自分が自分でいられる場所、

エリザベート本来の姿が垣間見える場所であったのかなーっとか。


エリザベート自身、家系図や行動からして、精神疾患の可能性はゼロではなかったけど。

だからこそ、精神病患者に何かを感じていた...のかもしれないが。

だとしても、それは表面的な部分であり。


「精神病患者 = 認識できる魂の自由」 として、

エリザベートは、精神病院でも、「自由」というものを求めていたのかなーっとか。


花總まりさんエリザベートから観た精神病患者と、その距離感。

魂の自由を感じる真瀬はるかさんヴィデッシュと、相対した花總まりさんエリザベートの心の叫び...。



身体的、行動的な自由は束縛、そして、魂の自由のみで生きている真瀬はるかさんヴィデッシュ (偽エリザベート)と、

権威主義的であり自己中心的、だが、魂は束縛されている花總まりさんエリザベート。

互いに有するものと欲するものが相対する、2つのエリザベートの姿。


花總まりさんエリザベートと、精神病患者、真瀬はるかさんヴィデッシュとの距離感が、舞台を観るにつれ、面白いように変化していく。

少しずつ変化する距離感が、花總まりさんエリザベートの求める自由が、エリザベートにとって、虚無であることを浮き彫りにする。


魂だけは自由である真瀬はるかさんヴィデッシュを見つめて、少し間をおいて、次の演技を、花總まりさんエリザベートはするんだけど。

この少しの間から、花總まりさんエリザベートの、「自由」と「孤独」の物語が始まる。

目の前にある魂の自由に、閉じ込めたエリザベート自身の魂の自由を解放して相対するも、

生じた孤独が、自身の魂の自由を、再び閉じ込める。

...全ては、虚無の世界であった。


エリザベートの探し求めてた自由が、どのようなものかは自分にはわかんないけど。

エリザベートの自由を求める魂の叫びに、花總まりさんのエリザベートとしての苦悩が、ものすごく伝わってきた。


観る回数が増すごとに、花總まりさんの歌に込められた感情が深くなっていく。

場面全体が熟され、そして、浮き彫りになる虚無の世界。


もしかしたら、自分は、見つからない自由を求めるエリザベートの孤独に、魅力を感じているのかもしれない。


一つの場面を、同じ視線で観続けたら、いろんなものが観えてきた。

得るものが大きい、面白い場面だった。




花總まりさんの出待ち。

今回で、帝国劇場、4回目の出待ち。 (出待ちしてもよさげだったので 出待ちしてた)

っつか、今回は、ファンレターというものを書きまして...。


年賀状以外で、手紙を書いたのは...いつだっけ...ぶりの手紙を書いてみた。 (笑)


購入したレターセットなるものに入ってた便箋が、上下があるものだったらしく、書き上げて完成した後、

ん? この余白は何だ?

上下逆さまかーって...その時に気付いて、書き直しとかして、

内容的にも大丈夫なのか???って感じに出来上がった、怪しいファンレター。 (笑)


ファンレターを渡すか、渡すのをやめるか、出待ち中、ずーっと迷ってて。

花總まりさんにファンレターを渡すことに、ドキドキしながらの出待ちでした。


出待ちは、和気あいあいモードだったし、楽しかった。

自分の近くにいた人達から聞こえる、出待ちの人に対応する花總まりさんのことへの会話が、面白くて...何回も、笑ってしまった。 (笑)

愛されてるなー、花總まりさん。


この日の花總まりさんは、オレンジクリーム系のTシャツ、ジーンズ、サンダルに、黒系のハット。

たくさんの出待ちの人に対する、花總まりさんの対応。

すごい...神だった。


自分の隣にいた人が、花總まりさんにプログラムのサインをお願いしたページが、自分がまだ観ていないページだったので、

こんな写真も載ってるんだーって、のぞき込んでしまった...すみません。 (後で気付くダメキャラぶり 泣)

そして、ファンレターを渡すか迷ってて、

隣にいた人にサインをしている花總まりさんを、近距離でガン見しながら、渡そうか、やめようか悩む自分。 (怪しすぎ)

っつうか、


近距離でガン見しちゃってる時点で、もはや花總まりさんへの緊張が、自分の中で消えていたことに気付いた。

ってか、頭の中は、ファンレターのことで、いっぱいだったし。

ってことで、

次からは、花總まりさんに対して、普通にいけそーです。 (たぶん)


で、やっぱり渡そうって思って、花總まりさんにファンレターを渡してきたけど。

すっごい緊張したー。

ファンレターを渡した後、気恥ずかしくなって、思わず後ずさり...。 (あぁぁ、何やってるんだー 自分)

自分の行動が謎過ぎて、泣けてくる。 ( ノД`)時間よ戻れ...



で...、

花總まりさんにサインをもらったんですけど。 (ファンレターを渡す前に)

自分でもビックリしたぐらい、ダメキャラだった...自分。 (苦笑)

まさか、劇場に向かう直前に購入したサインペンまでもが、ダメキャラだとは思わなかったよ。

マッキー (マジック)って、心の中で、叫んじゃったし。



花總さん、優しかったなー。

なのに、

花總さんにファンレターを渡そうか、やめようかで、かなり迷って、テンパってた自分は、

笑顔で接してくれた花總さんに...プログラムを渡して、マッキーと戦うという...。

テンパり過ぎて、謎な行動をした...自分。 (すみません 涙)


花總さんは、会話ができる雰囲気をくれたのにー。 (泣)


花總まりさん...いつも優しさを、ありがとうございます。

マジで好きです。


毎回、花總さんの前で、ダメキャラっぷりを全力で出しまくる自分なのですが。 (汗)

今回の出待ちも、

花總さんと、とても出待ちとは思えない、会話のやり取りをしてきました。 (笑)


花總さんに、自分のダメキャラっぷりはバレまくってるので、

花總さんの、ダメキャラな自分に対する対応は...完璧です。 (キリッ)


こんな自分ですが...花總まりさん、これからもヨロシクです。 <(_ _)>



あと...最後の最後、躊躇したのが...くぅぅぅ。 (謎)

次からは、迷わず全力で行くぞー。 (ん? 笑)



......。


ファンレターを受け取ったときの花總まりさんを見て、ファンレター、渡してよかったなーって思った。

渡したとき、すっごく緊張しながら、

この人、好きだなーって、また思ったし。

ただ、ヘニョヘニョ文字...解読不能だったら、すみません。 (泣)


......。




「花總まりさんって、一体何なんだ」


「エリザベート」の舞台の観劇前に、「エリザベート」のDVDを、1週間で4回ぐらい観たとき、

この「エリザベート」の舞台の世界に、3ヶ月も同じ流れに沿って存在するって、どんな感じなんだろう...って思った。

そして、

同じ時代、同じセリフ、同じメロディー...。

同じく流れる時間の中で、3ヶ月間、エリザベートとして、舞台の上で生き続ける花總まりさん自身の時間は、どのように流れているんだろう...って。


同じ舞台の世界は存在しない。

だけど、同じく流れる時間の世界は、またやってくる。

自分には想像も出来ない時間の流れの中で、花總まりさんはエリザベートとして生きていた。


花總まりさんを通して「エリザベート」の世界を観ていた、自分の視線の先にいる花總まりさんの視界には、

どのような「エリザベート」の世界が映っていたんだろうか。

そして、

花總まりさんが挑戦しようとしたこととは...。


自分には、わからないことだらけ。

だけど、

自分がキャンバスに描き上げた、最後の一枚には、

花總まりさんが舞台の世界で生き続けたという、最高のエリザベートの姿が描かれていた。

最後の観劇、悔いなし...。


これが、今回の「花總まりさんって、一体何なんだ」です。




好きな人の笑顔、そして、喜怒哀楽に満たされた
夏だった。

好きです...マリーさん。





帝劇ミュージカル「エリザベート」20周年
2020全国ツアー公演 (東京・大阪・名古屋・福岡 4大都市ツアー公演)

が、決定とのこと。

花總まりさんの、2019年版「エリザベート」のキャストスケジュールを観て、なんとなーく予想は出来たけど。 (笑)

でも、今回、観たいと思ったときに観ておかないと、後悔する...って思ったので、

遠征しない主義だけど、遠征して舞台を観に来ました。 (マジで 関東に住みたい)

先々のことは、わかんないし...。



2020年版「エリザベート」...どのような世界なのだろうか。





ミュージカル 2019年版 「エリザベート」

観劇した他の日の感想
↓↓↓



エリザベート」  in 帝国劇場 (東京公演)

2019年6月23日 (土) 13時 開演
 花の会 貸切公演 (1回目)

2019年7月5日 (金) 13時 開演

2019年8月4日 (日) 13時 開演 花の会 貸切公演 (2回目)





2019年08月17日(土)

映画「ターン」

DVDを観る



  



一時期、ヒューマン系の映画にハマってたことがあって。

そのとき、牧瀬里穂さん主演作品、「つぐみ」という映画をレンタルDVD店で借りて観た後、


同じく、牧瀬里穂さんが主演の作品、「ターン」ってDVDがレンタルDVD店に置いてあって。

でも、そのときはどなたかレンタル中で借りれずに、そのまま観れてなかった映画。


その数年後に、「ターン」のDVDが販売されてるのを見かけて、あのとき観れなかった映画かーって思って、なんとなく購入。


で、購入後、なんでかDVDを観てなくて、最近まで未開封のままだったのですが。

先日、DVDを見つけて観た映画...「ターン」。


2001年10月13日公開の映画作品とのこと。

自分が最初に「ターン」の作品の存在を知ってからも、10年以上経ってるような。


牧瀬里穂さん演じる主人公の真希が、交通事故に遭って意識不明になった時間と同じ時刻に、24時間後には戻り続けるという、

世界に真希、一人だけしか存在しない、真希の中に繰り返される24時間という時の流れを描いた作品。 (パラレルワールドの世界)


真希自身の記憶は、24時間経っても残り続けるという、現世の時間軸と、

24時間後には同じ時間に戻っているという、意識不明で真希自身の止まっているという時間軸が重なり合って進んでいく物語。



原作は、北村薫さんの小説「ターン」。

映画を観て、原作の「ターン」も読みたくなった。

北村薫さんの作品、読んだことないし、今度読んでみよう。



この作品で面白いなーって思ったのが、真希自身が交通事故後に、一人の世界にいるとわかった後の行動。

自分だったら、交通事故に遭遇するまでの行動と全く同じ行動をしてみるとか、交通事故に遭った時間に固執していくと思うけど。

主人公の真希は、一人の世界に発展性を求めていくんだよね。

すごい前向きだなーって最初は思ったけど、

173日目に、真希自身で、ホースを用いて雨という天候の変化を演出したとき、縁側に置いてあったトマトで、

一人の世界にいる時間が何日目かを記した数字を消すという演技に、

描かれていない173日の多くの真希の過ごした時間の虚しさが、すごく伝わった。

時間の描き方の面白さを感じた作品。


特典映像の中で、北村薫さんがインタビューで、

「ハムスターが輪の中で回ってるだけじゃないかとふと思ってしまう」...っという、

同じことが繰り返される毎日への心情がテーマの作品みたいなことを言っていたけど。

それがこの場面ですごく伝わる。

そして、その後、現世と繋がる電話が鳴る...っという流れ。

ハムスターのゲージの扉が一瞬、開いたときから、この物語の別の時間軸が流れ始まる。

その時間軸は、意識不明で眠っている真希の止まっていた時間軸と、真希自身の中でずっと動いている時間軸が重なった時間軸って感じだから。

発想が面白い作品だなーって思った。



真希の職業が銅板画家という設定なんだけど。

銅板版画かー、懐かしいなー。

ずっと前に、銅板版画を描いたことがありまして。

銅板版画って、全ての線が一発勝負なんですよね。

一度描いた線は消せないという。

だから、一本一本が大事で。

版画ってニガテ意識があって、描くのが好きじゃないけど、銅板版画は面白かったなー。

久々に、銅板版画に触れられてよかった。


特典映像で、「メイキング・オブ・ターン」というメイキング動画と、

「CGシーンの解説」という、CGの場面の制作過程を解説した動画が収録されてたんだけど。

この特典映像、結構面白かった。


自分も、「YouTube」の動画作品で、花びらを飛ばしたり、雪を飛ばしたりしたけど。

レイアーを駆使して制作していったんだけど、考え方や工程が「CGシーンの解説」と似てて。

AviUtlのソフトを使う時、無の状態から、独学で映像の仕組みを少し理解したけど。

「CGシーンの解説」を先に観てたら、もっと早くに理解出来たのになーって思ってしまった。 (全くの映像のド素人でして...自分)


真希のみが存在する、一人の世界が描かれてる場面が多かったんだけど。

映画を観ているときは、これだけ人通りをシャットアウトして撮影するなんて、すごいなーって思いながら観てたんだけど。

CG処理して、人々を消してたんですね。

CG班による、根性の作品だ。

パソコン画面が今ほど大きくもないし、パソコンのスペックにも限界があるだろうし、パソコンソフトも今ほどすぐれてるわけでもないので。

手作業で、アナログ的なこともやってたんだろうなー。

AviUtlでチマチマと動画を作ってる自分には、ものすごくよくわかる、

気合と根性とアイディアの賜物だろうなーって、

CG制作班、お疲れさんですって言葉をたくさん言いたくなった。



他の出演者も実力派の方々で。

倍賞美津子さん...演技、上手すぎ。



牧瀬里穂さんって、嫌いになる人っていないじゃないのかなーって思えるタレントさんだなーっていつも思う。

しかも、「ターン」を観て思ったんだけど、短髪であのビジュアルって、ビジュアルレベルが高すぎ。

っつか、牧瀬里穂さんって花總まりさんと同じ事務所の方でして、

花總まりさんが優しい人って言っていたので、優しい人です。

「ターン」という映画が、一人しかいない世界という孤独をも描いているのに、

作品が暗くなり過ぎないのって、牧瀬里穂さん自身の存在が大きいなーって思った。



真希の一人の世界を、淡々と描かれてる場面が多い作品。

自分的に、雑音のない作品って、結構好きなので。

最後まで力まずに観てしまった。

たまに、このような作品を観て、ゆるりとした時間を過ごすのっていいなーって思える作品だった。





「ターン」 邦画

出演 : 牧瀬里穂・中村勘太郎・倍賞美津子・柄本明
監督 : 平山秀幸
2001年10月13日 公開





2019年08月08日(木)

ミュージカル 「エリザベート」 (再演 2019年度版)
in 帝国劇場

花の会 貸切公演 2回目

感想 レポート





  

  

  

  

  

  

  

  

 


ミュージカル 「エリザベート」 (再演 2019年度版)

in 帝国劇場 (東京公演)


2019年8月4日 (日) 13時 開演   花總まりさんFC 「花の会」 貸切公演

S席  2階  上手サイドブロック  中央より前の列



2回目の「花の会 貸切公演」、観に行ってきました。



さすが、帝国劇場なのか。

花の会の方だからなのか。

心温かい、観劇のプロの方に出会った。


気遣いが出来ない自分なので、気遣いをさり気に出来る人って、何気に見てしまうんですよね。

すごいなーって感じで。

観劇のプロの方の、さり気ない優しさの気遣いに、観劇前から心が温まった。



花總まりさんのばあやなんて、目が横に付いてるんじゃないのかなーって思えるぐらい、周りに神経を研ぎ澄ましてるっぽい雰囲気があるから。

花總まりさんのばあやは、動きが面白いからってのもあるけど、

気配りしてるところとか、結構、動きを見ちゃいます。


そんなばあやに、前回の観劇の時に質問をしたとき、

そこまで気を使わなくていいって言われてしまった。

自分は、全然、気遣い出来ないんです...すみません。


自分って自己中だから、気遣い出来ないで、何気ない行動をしちゃってて...。

観劇のプロの方からの洗礼を受けることがありまして。 (すみません)


だから、ばあや。

自分は気遣いの出来ない、自己中なんです。

っと、ばあやの気遣いを、ガッツリ頂いてきた。


そう言えば、

観劇のプロの中に、自分の周りにいた陰湿な人たちを思い出すような方がいたことがありまして。

そのとき、

自分は、陰湿な人と関わりたいんじゃない。

心が豊かな人になりたいんだ。

ダメキャラな自分だけど、ダメキャラだって変わりたいんだよ。

って、

その観劇のプロの方を見て思いまして。

それで、なるべく、そんな観劇のプロの方に出会わないように、細心の気遣いというか...しているんですが。 (猫をかぶるというか...)


人に場所を譲っただけで、奥歯を食いしばって睨みつけられて、聞こえるレベルの声で、文句を言われるとか...。 (自分 端っこに立ってたのに)

たまに遭遇する、謎な観劇のプロに対して、少し溜まっていたものがあって。


前回の感想で、

そんな謎な観劇のプロの方に対して、

自分は、気遣いは出来ませーんって、書いてやったけど。 (はぁー)


あ、

心優しい観劇のプロの方のほうが、圧倒的に多いんですけどね。

こういう人に出会うと、本当に心が温まる。



そう言えば、この日のばあやは...いつもの感じじゃなく、

魔界のオーラが出てたけど。 (なんでだろう)

次に会う時は、いつもの感じだといいんだけど...。



あ、

花總まりさんの出待ちをしているときに、女性の出演者の方が自分の近くを通ったんですが。

「お疲れ様でしたー」って言ってた、女性の出演者の方のさりげない言葉に、なんかホッコリした。

自分も、「お疲れさまです」って、小声になったけど返した。

どなただったんだろう...顔をマジマジと見れなかったから、わかんないけど。

ちょっとした、ホッコリタイムだった。

千穐楽まで、頑張って下さい。




花總まりさんの感想は、下のほうに書いています。 ↓




今回も、興奮して、全然寝れなくて、一睡も出来ずに、観劇に向かうという...。 (泣)


睡眠時間が足りないと、思考回路だけでなく、目も死んじゃうので...眠りたい。


ってことで、帝国劇場に行くのに、一つ前の駅で降りてしまった...言い訳です。 (笑)

いつも、いろんなルートで帝国劇場に向かってる気がする...。 (苦笑)


徒歩で行ける距離っぽそうだったから、道を尋ねながら帝国劇場に向かったんだけど。

3人の方に、道を教えてもらいまして。

東京の人は親切な人が多いなーって、道を尋ねるといつも思う。 (ありがとうございます)

で...一人の方が、教えてくれた道が特殊だったというか...違う建物を教えてくれてたっぽい。 (笑)

帝国劇場から遠ざかってしまった。 (汗)

時間的に、本当にギリギリに、猛ダッシュで、汗だくで、帝国劇場に到着した。


帝国劇場に行くなら、地上に出るより、地下街に入ったほうが、

道しるべ看板があったりするので、わかりやすいかもしれない...って思った。


今回は、ギリギリの時間帯で到着したのもあったし、いろいろありやして...写真はあまり撮れてません。



1回目の「花の会 貸切公演」の時と同じく、入口で花總まりさんのうちわを頂きました。 (1回目の時と同じうちわ..観賞用ゲット 笑)



座席は、2階席の上手ブロックだけど、上手の演技がものすごく観やすかった。

「私が踊る時」は、3回目の観劇である今回、最高に心に残った。



あ...プログラムを購入するのを忘れてた。

次の観劇時には、買わないと。



花の会 貸切公演なので、場内の雰囲気が、前回観に行ったときの、普通の公演のときとは違って、ゆるーい感じで心地よかった。

拍手は、今回も爆竹級。

楽しい観劇だった。



今回、2階席の上手のサイド端に近かったから、舞台中、ずっと観えてたオーケストラの人がおりまして。

舞台中はこういう動きをするんだーって、たまに視界に入ったときは、チラ見。

今回の観劇では、いろいろと発見があって面白かった。




場面の感想。


第1幕 「夜の世界」の場面 (最初の場面)

2015年版、2016年版「エリザベート」では、トートダンサーの登場シーンは、無音から始まったのですが。

2019年版「エリザベート」では、音が付けられてた。

この場面って、難しいんだなーって思った。

2015年版「エリザベート」をはじめて観たとき、トートダンサーが登場するときの無音に、違和感がありはした。

でも、無音の後の、あの楽器の音色が始まりの音だからこその、「エリザベート」の物語の始まりという高揚感に、半端ないものがあったし...。


音を足して違和感を消すのもありだなー。

だけど、

音を足したことで、大事なものが消えてしまうことも...。


んー...難解な場面だ。


あ、

最初のトート閣下の登場シーンで、エリザベートのことを語る(歌う)場面があるだけど。

エリザベートの歌詞のところで、真瀬はるかさん精神病患者の亡霊が、ソロで踊るシーンはシュールだなーって思った。



「ウィーン・アウグスティン協会」の場面

トート閣下が高笑いをする場面があるけど。

2019年版は、毎回、スピーカーを探したくなる。 (笑)

ちなみに、

帝国劇場のオーケストラボックスのスピーカーは、BOSEのスピーカーだった。




出演者の感想。


トートダンサー。

カーテンコールのときのダンスのフォーメーションが、横広がりになってた。

いろんなバージョンがあるんだろうか。

1階席で観たら躍動感、2階席で観たらフォーメーションを楽しめる構成なのかなー。




山崎育三郎さんルキーニ。

歌が上手い。

「エリザベート」の世界を、スマートに魅せてくれる、オシャレで、軽やかなルキーニだった。

成河さんルキーニと対照的に感じる、エキセントリックな演じ方とか、ルキーニの舞台での立ち位置の感じ方とか、

山崎育三郎さんルキーニと、成河さんルキーニとでは、2019年版も全然違った印象。

山崎育三郎さんルキーニは、ルキーニショーって感じもして、エンターテイメント性もあって、スーッと舞台を観続けることが出来た。


自分のルキーニ像を魅せるのか、ルキーニの創りゆく世界に、観客を引き込むのか...。

Wキャストって、本当に面白いなーって思った。


次の観劇は、成河さんルキ-ニ。

前回観たときとは、また違う感じのルキ-ニだろうな。

成河さんのルキーニの、予定調和と見せかけて、無限に変化させる感...また楽しみだ。




井上芳雄さんトート。

今回は、花總まりさんエリザベートと、井上芳雄さんトートの歌の世界を、たくさん堪能した「エリザベート」だった。

動きが柔らかいので、トートダンサーを操ってる感じがすごく滑らか。

メロディーを操る巧みさ、マジですごい。

多方面からメロディーが現れたり、降ってきたり。


井上芳雄さんトートが観れるのは、今回が最後。 (自分の観劇計画では)

また、いつか、井上芳雄さんのミュージカルが観れたらいいな。




平方元基さんフランツ。

平方元基さんフランツを観るのは2回目なんだけど、今回も新鮮な感じがした。

スペシャルカーテンコールで、突然の登場(乱入?)があったけど、面白かったー。

場の盛り上げ方とか、やっぱ、平方元基さんはツボる。 (笑)




涼風真世さんゾフィー。

キレイなゾフィーだった。 (2階席からもわかる美しさ)

登場シーンから、踊る涼風真世さんゾフィーをガン見。 (笑)

涼風真世さんゾフィーの無表情ダンス、ほんと好きだなー。

ゾフィーとしての立ち振る舞いも、指先までキレイに伸びてるので、シルエットがキレイだった。


ゾフィーの衣装って、軍服みたいにカッコいいなーって思ってるんだけど。

宝塚の元男役の方々が、ゾフィーをやってるからなのか。

ゾフィーは、凛としててカッコいい。


「バート・イシュルでのお見合い」の場面。

2016年版を観たときは、涼風真世さんゾフィーの紅茶を飲んだ時、熱ってする小芝居が好きだったんだけど、

今回は、美味しく紅茶を飲んでいました。 (優雅モードだった)

2019年版では、紅茶は適温だったみたいです。 (笑)


涼風真世さんの歌が好きなので、力強い歌声を聴けて良かった。

ふと聴きたくなる、涼風真世さんの生歌。


老ける速度は、トリプルキャストの中で、涼風真世さんゾフィーが一番早いのかなー。

登場シーンからしばらくは、強いゾフィーだから、老けたときの弱々しさとのギャップがすごい。


涼風真世さんゾフィーの死は、弱々しかった小さなロウソクの火が、遂に消えてしまった...って感じに観えて。

ゾフィーよ、それでもあなたは強かった...って思いながら観ました。


涼風真世さんのゾフィーを好きにならなければ、ゾフィーの人生に興味も持たなかっただろうし、

YouTube動画の自分の作品は、「エリザベート」のみ取り上げた作品になっていたかもしれない。

涼風真世さんゾフィー...ありがとう。

あ、

ゾフィーのことを調べてビックリしたのが、史実のゾフィーと涼風真世さんゾフィーが似ていたこと。

似た系統のビジュアル...なんですね。

ハプスブルク家の中で、マリア・テレジアに次ぐ、優れた女性だったとも。

ゾフィーの人生も興味深いし、カッコいい。

史実の上でも、好きな人物です。


自分的に、最後の観劇となる8月23日も、涼風真世さんゾフィー。

ゾフィーの死まで、涼風真世さんゾフィーを追って行きます。




カーテンコールは3回に、スペシャルカーテンコール。

1回目は、普通の全員でのカーテンコール。

2回目は、全員でのカーテンコール。

涼風真世さんが何かパフォーマンスしてたけど...2階席だったから、詳しくはわかんなかった。 (残念)

3回目は、花總まりさんエリザベートと、井上芳雄さんトートのカーテンコール。




スペシャルカーテンコール

「花總まり ヒロインの歩み」 映像

1回目のときに流れたのと同じ、花總まりさんが雪組時代の「エリザベート」と、東宝系の舞台に出演したときの映像。

その後、カーテンコールのときの衣装で、花總まりさん登場。

花總まりさんファンで客席が包まれた公演は、いつもと違うと、笑顔で語る花總まりさん。

残りの公演も、先ではなく、目の前にある公演を演じていく...っと、

1回、1回を大事に演じている花總まりさんならではの言葉。

花の会の皆さんに、どうしても伝えたかったという、感謝の言葉を述べる花總まりさん。

など...を、話してたら、

ルドルフ役の木村達成さんが、「僕はママの鏡だから~♪」と歌いながら登場。

花總まりさんによる、ルドルフの手を振りほどくシーンの裏話など、話が和んでからの...。

平方元基さん、登場。 (笑)

すごく面白いね、平方元基さん。

長いこと待ちわびていたよって...ずっと、舞台袖でスタンバイしてたんだ。 (笑)

不思議ダンスを披露したり、爆笑だった。

平方元基さんフランツは、いろんな意味で仕事人だ。 (笑)


今回のスペシャルカーテンコールは、爆笑ワールドで終わった。

面白かったー。




花總まりさんエリザベートの感想です。



花總まりさんエリザベートは、強くなっていた。

「私が踊る時」の場面や、「精神病院」の場面。

そして、「ルドルフの死」の場面など。

熱量が...とかじゃなくて。

エリザベートとして、真剣に舞台上で生きているからこそ、今回の舞台は、強いエリザベートだったのかなーって感じの。

魂の強さって感じなのかなー。



第1幕「私だけに」の場面

花總まりさんエリザベートは、歌い終わった後、観客席に背を向けて去って行くのですが。

その背を向ける動作、いつもより、ものすごく力強く感じた。



第2幕の「精神病院」の場面

2019年版「エリザベート」で、自分が注視して観ている場面。

花總まりさんの感じる史実上のエリザベート像を、少しでもわかりたくて、花總まりさんの演技だけを、この場面では観続けているのですが。


観続けてきたから、観えてきたのか。

それとも、

花總まりさんエリザベートの何かが変わったからなのか。


花總まりさんエリザベートと精神病患者役の真瀬はるかさんが、呼応するときの空気が変化しているように観えた。


エリザベートは、この精神病患者のことを、どのような視線で見ているんだろう。

花總まりさんエリザベートの一つ一つの動作、繊細な心の動き。

次の観劇が最後。

どこまで理解出来るか...。



「私が踊る時」の場面。

自分が観た、2019年版「エリザベート」の舞台で、一番、印象に残った「私が踊る時」だった。

花總まりさんエリザベート...強くて、勝ち誇ってた。


花總まりさんエリザベートと井上芳雄さんトートとの、相対と駆け引き、そして呼応する歌声。

ミュージカルの世界はすごい...って、満足感でいっぱいになった。



「夫婦の絆」の場面

この場面って、舞台セットを考えた人ってスゴ過ぎっていつも思う...
緻密な空間設定。


花總まりさんエリザベートの文章を書く、ペンの速さが...気になるぐらい、結構書いてて。

この日のエリザベートの決意は、かなり固そうだった。



「ルドルフの死」の場面

花總まりさんエリザベートの悲しみが、ものすごく伝わってきた。

最初の頃は、静かな悲しみって感じだったんだけど、観るたびに、悲しみの感情が強くなってて。

前回観たときよりも、強く投げやりな死をトートに臨んでいた。

そして、死をめぐる、お互いの反発...してからの逃避。

今回も、エリザベートの感情の中心は、エリザベート自身にあるように観えて、

このあとのルキ-ニが歌う「キッシュ」の歌詞に納得してしまう
、花總まりさんエリザベートの演技だなーって思った。




花總まりさんの出待ち。

今回は、帝国劇場での3回目の出待ちだし、花の会の貸切公演でも、2回目の出待ちだから、心に余裕を持って出待ちしてきた。


花總まりさんのファンの方は、ゆるやかな方が多いので、

自分みたいな異種な空気を持っていても、出待ちに混じれさせてくれる雰囲気があります。

ってか、怪しいオーラ全開な自分が混じってて、すみません。


花總まりさんは、麦わら系のハットと、前回とは違うデザインの87Tシャツ、ピンクのハーフパンツに、サンダル。

はじめて見る系のファッションスタイルに、ピンクのハーフパンツとか着るんだーって思った。

花總まりさんの夏ファッションを見れて、かなりよかった

お尻がものすごくちっさーくて、スタイルの維持を、すごく頑張ってるんだなーって思った。

ん? リアルエリザベート!? (笑)


ファンの方の愛がすごくて、花總まりさんって愛されてるなーって思った。


以前、親切な外国のファンの方にお世話になったことがあったんだけど。 (その節は ありがとうございました)


外国から来られてるファンの方の愛は、デカかった。

ノリも楽しいから、自分もああやって楽しみたいなーって思ってしまった。 (笑)

見てるだけでも、楽しい。

いつか、あのノリで出待ちしてみたい。 (笑)


あ、

花總まりさんにファンレターを書きたくなった。

でも、どうやって書けばいいのか。

ってか、文字はヘニョヘニョ文字だし。

でも、書きたいことがあるし...うぅぅぅ。



出待ちで、ファンの方がファンレターを渡して、それを受け取る花總まりさんの光景が、

自分もファンレターを渡したいなーって思った今回は、なんか違って感じた。


いろいろと考えて、時間をかけてファンレターを書いたんだろうなーっとか。

花總まりさんが、ファンの方、一人一人から、ファンレターを受け取ってる姿とか、なんかよくって。

花總まりさんの、ファンの方が心を込めて書いた手紙を受け取ってる感が、ものすごく伝わった。


ファンの方と、こうやって絆を作ってきたから、今があるんだなーって思える光景を見てて、

花總まりさんと、花總まりさんのファンの方とのつながりって、いいなーって思った。


なんか、ものすごく充実した時間の出待ちだった。

あの場にいれてよかった。

ありがとうございました。



......。


出待ちで、花總まりさんに、バイバイって、ちょい小声だけど言ったら...。

花總まりさん、バイバイって言ってくれた...っと思う。


小声だったけど、そう聞こえた。

幻聴だったら...泣いときます。 (笑)


すっごい嬉しかった。

マジで嬉しかった。


花總さん...あっざーっす。


......。




「花總まりさんって、一体何なんだ」

下書きされたキャンバスに、観劇するごとに色をのせて、一枚の絵を完成させるような感覚で観続ければ、

自分の観たい世界が観えてくるのかもって思いながら、「精神病院」の場面を観ていたのですが。


自分の観たかったものが急に現れたとき、

あ、そっか...。

花總まりさんは、エリザベートという舞台の世界で、エリザベートとして生きていたんだった。

下書きされたキャンバスではなく、

毎回、真っ白なキャンバスに下書きをして、色をのせて...



1枚の絵を、ずっと描き続けて完成させるのではなく、

毎回、下書きから描き続けて、最後に描き上げた何枚目かの1枚が、完成した絵であり、

花總まりさんの創り出す舞台なのかもしれない...。


これが、今回、自分が思った、「花總まりさんって、一体何なんだ」...です。


花總まりさんの舞台って、何度も観てきたのに、本質的なものは、全然観れてなかったんだなー。

観劇のド素人...自分。




次の観劇は、

2019年8月23日 (金) 13時 開演

座席は...当日に確定。


2019年版「エリザベート」、最後の観劇になります。



あ...。

出待ちのとき、ばあやの魔界が気になって、自分の目が死んでなかったらいいんだけど。





ミュージカル 2019年版 「エリザベート」

観劇した他の日の感想
↓↓↓



エリザベート」  in 帝国劇場 (東京公演)

2019年6月23日 (土) 13時 開演
 花の会 貸切公演 (1回目)

2019年7月5日 (金) 13時 開演


2019年8月23日 (金) 13時 開演