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フラワーコミックス |
風光る |
〜 登場人物紹介 〜 |
神谷清三郎 |
本名、富永セイ。父と兄の敵を討つため、女の身を隠し壬生浪士組へ入隊する。 沖田総司の下で真の武士を目指して修行中。総司に恋心を抱く。酒が入ると大トラとなる。15歳 |
沖田総司 |
新撰組(壬生浪士組)副助勤。天然理心流の免許皆伝者。 江戸麻布にある白川藩下屋敷で下級藩士勝次郎の長男として生まれる。(末っ子) 父・勝次郎死後、母・ナオの故郷、多摩郡日野村へ移り住む(総司2歳のとき)。 その後、専ら母と2人の姉に育てられる。 清三郎の憧れの人で、入隊したての清三郎の面倒を見ている。総司もまた清三郎に少しずつ心が動かされて いるのだが、総司本人は気づいてない様子。字を藤原房良。 天保15年(1884年甲辰の年)生まれ。幼名を宗次郎。20歳(???) |
近藤 勇 |
新撰組(壬生浪士組)局長。天然理心流4代目宗家。 穏やかな人柄で人望が厚い。幼くして母を亡くし、剣術好きの父と2人の兄とにもまれて育った。 16歳(改名前・島崎勝太)のとき剣の才を見込まれて近藤家(3代目周斎)に養子に入る。 総司と出会ったのは19歳のとき。多摩郡上石原村の農家の末っ子として生まれる。30歳 |
土方歳三 |
新撰組(壬生浪士組)副長。天然理心流の門人。 隊の指揮官として、厳しい態度で皆を取りまとめる。 石田村のお大尽の四男坊(末っ子)。幼くして両親ともに死に別れ、3人の兄と2人の姉に育てられた。 家伝の石田散薬を売る薬屋をやっていた。昔はよく総司にチョッカイ出していた。 武士への憧れが強かった。総司と出会ったのは18歳のとき。 発句帳に句を詠み書くのが趣味。雅号”豊玉”。29歳 |
斎藤 一 |
新撰組(壬生浪士組)副助勤。清三郎の兄・祐馬の友人。 本名・山口一。幕臣の子として江戸に生まれ育つが、さる事情により上洛・改名。 剣豪として名高い。沖田総司と一・ニを争う隊内屈指の遣い手。 どことなく兄の面影がある。清三郎から兄のように慕われている。 が、斎藤は清三郎に禁断の恋(?ではないのだが)に目覚めはじめている。 聖護院村の大使流吉田道場の師範代を勤めていたこともある。 新選組三番隊組長とは仮の姿。実は、会津容保直々に派遣された隠密の監察官。20歳 |
明里 |
花屋(島原)の遊女。今は亡き清三郎の兄の恋人で、清三郎の正体を知る一人。 元、祇園の芸姑 ”さと乃”。今は山南敬助を想う。 |
芹沢 鴨 |
新撰組(壬生浪士組)局長。神道無念流の皆伝の腕前。水戸藩出身。 三百匁(1125g)もある大鉄扇子を持ち歩く。正確には少々難あり!? |
山南敬助 |
新撰組(壬生浪士組)副長。北辰一刀流の免許皆伝者。博学で柔和な人柄。 試衛館に武者修業に来て近藤勇の人柄に惚れ、正式入門した。明里を想う。清三郎の正体を知る一人。 六角獄の惨劇を目の当たりにした事で、後に運命が大きく左右される。31歳 |
原田左之助 |
新撰組(壬生浪士組)副助勤。伊予松山脱藩。破天荒な性格故に浪々果てに試衛館に居ついた。 種田宝蔵院流の槍遣い。腹に18・9の頃に切腹し損ねた後がある。25歳 |
藤堂平助 |
新撰組(壬生浪士組)副助勤。北辰一刀流の目録者。 山南敬助を慕って&総司への意地で試衛館に居座ることになった。 六角獄の惨劇を目の当たりにした事で、後に運命が大きく左右される。お悠にホレる。 休暇も兼ねて一時、新入隊の勧誘のため東下する。天保15年(1884年甲辰の年)生まれ。20歳(?少し疑問) |
永倉新八 |
新撰組(壬生浪士組)副助勤。神道無念流の免許皆伝者。歴とした武家の嫡子に生まれながら、 剣術修行を極めたいあまりに19歳のとき両親に黙って脱藩した変わり種。松前藩脱藩。25歳 |
井上源三郎 |
新撰組(壬生浪士組)副助勤。天然理心流の免許取り。35歳 |
山崎 烝 |
新撰組、諸士調役兼観察。薬屋喜助、米問屋の放蕩息子に扮することも。 おみのの親の伝六が営む髪結の「床伝」を拠点にしている。 |
松平肥後守容保 |
京都守護職。会津藩中将。新撰組の上役。実の「新選組」の名付け親は容保候である。 土方歳三と同年の若き明君である。29歳 |
桂小五郎 |
京都詰の長州藩士・尊攘派志士のリーダー的存在。後世”維新の三傑”の一人として名を残す。 神道無念流の遣い手。江戸練兵館で塾頭を務めた。 変身の名人でもあり、逃げ足が速く”逃げの小五郎”と揶揄されている。後の木戸孝允。 |
梅 |
芹沢局長の愛妾。(元・菱屋太兵衛の妾)。もとはある大店の妾だったが、強引で一途な芹沢のもとへ来た。 |
新見 錦 |
新撰組(壬生浪士組)副長。芹沢鴨 率いる元天狗党の一人。 |
富永祐馬 |
清三郎の兄。通ってた吉田道場の仲間・斎藤一と一緒に壬生浪士組に志願するはずだったが、 倒幕派の奸賊に殺される。享年21歳 |
富永玄庵 |
清三郎の父。京 頂妙寺の蘭方医。元江戸府内、直参の臣。倒幕派の奸賊に殺される。 |
八木源之丞 |
公儀の言いつけにより、芹沢鴨一派を食客として面倒を見ている。 |
八木為三郎 |
源之丞の長男。13歳 |
八木勇乃助 |
源之丞の次男。6歳 |
孝明天皇 |
当時の天皇。 |
菱屋太兵衛 |
太物商菱屋の主人。お梅を妾にしている。 |
小花 |
島原での沖田総司のお馴染みの女。 |
缶 藤四郎 |
大阪では大工の仕事をしているが、実は富永玄庵、祐馬を殺した長州の間者。 |
山城勘二 |
大阪の山城屋の旅篭の三男坊(放蕩息子)。 文久3年(1963年)に壬生浪士組(新選組)に仮入隊するが、すぐに離隊。 |
船戸辰吉 |
実家は魚屋を営む。勘二と一緒に一時、壬生浪士組(新選組)に仮入隊するが、すぐに離隊。 |
お小夜 |
大阪のお多福茶屋に勤めている。勘二の女友達。藤四郎の子を身ごもっている。 |
田上又二郎 |
新選組平隊員。威勢の割には剣術がイマイチ。討幕派に後ろ傷を受け、切腹を命じられる。19歳。 |
橘 重吾 |
山南敬助付き隊士。隊内屈指の美麗派。だが、長州の間者。 |
おみの |
伝六の娘。伝六と共に新選組に尽力している。 |
伝六 |
髪結「床伝」を営む。おみのの父親。壬生浪士組(新選組)に志願してきた血盟の同士。 |
お菊 |
柏木町の刀祥堂の娘。吉治郎を婿にとる。総司に気があるような。18歳。 |
主人 |
柏木町の刀祥堂の主人。腰を痛め寝たきりに。 |
吉治郎 |
お菊の夫であり、刀祥堂の若主人。放蕩者で実家である由緒ある老舗刀屋も見放した五男坊。 |
古川友弥 |
本名は古川清右衛門。会津肥後守の御抱刀工。会津十一代兼定。 ほんの一時期、新撰組に入隊する。 28歳(文久四年(西暦1864年)当時) |
雪弥 |
宮川町の橋田屋で”陰間”として働いている。足の病で踊れないが、『舞わずの太夫』と言われている。 斎藤一にホレる(雪弥は男である)。16歳 |
横山主税 |
会津藩家老 |
君蝶 |
癪の気があり、薬湯などで近藤勇の胃の痛みを和らげている。 |
中谷久之助 |
新選組を脱走したが、脱走隊として局中法度により切腹を命じられる。 |
中谷 しの |
久之助の姉。弟の仇討ちとして土方歳三を狙う。 |
古高俊太郎 |
生国は近江。討幕派。身を隠す為、新炭商「桝屋」の主人、桝屋喜衛門と名乗る。 |
河合 |
新選組隊士。算盤の腕を買われて勘定方をまかされる。剣の腕は隊最弱という評判。 |
秋吉 |
長州間者。池田屋襲来後、清三郎を「阿修羅」と思い込み、次々と新選組隊士を殺す。 |
上野 |
新選組隊士。池田屋襲撃後、清三郎と間違えられ池田屋の残党である長州間者に殺される。 |
小菅 |
新選組隊士。池田屋襲撃後、清三郎と間違えられ池田屋の残党である長州間者に殺される。 |
正坊 |
長屋の子。上野が殺されるのを目撃する。禁門の変で両親を亡くす。 |
志津 |
花屋(島原)に禿(かむろ)として入る |
滝川奉行 |
西町奉行。六角獄の惨劇を起こす。 |
山田浅右衛門 |
「将軍家御試御用」職を代々継ぐ浪人。刀の試し切りを任され。「首斬り役人」として名高い。 |
お悠 |
池田屋に奉公していた女中。池田屋襲撃後、平助ら新選組を恨む。その後島原にいるとき、偶然平助に会う。 後に平助への見方が変わる。 |
沖田勝次郎 |
総司の父親。下級藩士。総司2歳のとき病で急逝。 |
沖田ナオ |
総司の母親。気丈な性格。 |
沖田ミツ |
総司の長姉。総司とは10歳離れている。14歳のとき郷士の三男坊林太郎と結婚する。 近藤勇はミツに対してとても弱い。 |
キン |
総司の次姉。総司とは7歳離れている。17歳のとき江戸勤番の三根山藩士中野由秀に嫁す。 近藤勇はキンに対してとても弱い。 |
沖田林太郎 |
ミツの婿。井上林太郎から婿に入るとき(21歳)沖田と改名する。大層優しい誠実な人。 |
近藤周斎 |
天然理心流3代目宗家。子に恵まれず、勇を養子として迎える。好漢であるがいささか恐妻家。 |
お栄 |
周斎の妻。はじめ周斎の隠し子と誤解して、総司にツラク当たる。 |
徳川家茂 |
徳川家 第14代目将軍。天子様とも言われる。 |
[注意] 年齢は文久三年(西暦1863年)当時
「風光る」第8巻まで