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2018年12月26日(水)

ミュージカル 新演出版 「マリー・アントワネット」 (MA)
花總まりさん 千穐楽

感想


in 御園座 (愛知 名古屋公演)





  

 

 

  

 



  

 

  

  

  

 

  

  



 


ミュージカル 新演出版 「マリー・アントワネット」 (MA)

in 御園座 (愛知 名古屋公演)

2018年12月20日 (木) 17時 開演  花總まりさん 千穐楽

S席  1階  センターブロック  中央より前列



感想です。


次の観劇がいつになるかわかんないし、冷却期間を得て、

舞台を楽しみに行こうと、観に行きました。


「マリー・アントワネット」、3回目の観劇。 (帝国劇場で1回観劇 御園座で2回目の観劇)


前回の、御園座での1回目の観劇では...まさかの、傾斜の緩さで、前の人の頭が、舞台中央に被ってるという。

運の悪さをガッツリ持ち歩いている自分ならではの、最強の運の悪さ。 (苦笑)

カーテンコールのとき、前の人の身長が、両隣の人より、数十センチも高いことが判明したときは、

マジか、なんでやねん!...って思ったけど。 (運悪すぎ 苦笑)


今回は...まさかの、神席だった。 (驚)

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

ありがとうございましたー!


あ...左隣の人は、傾斜の緩さで観にくそうだったけど。



御園座では、5列目まで、オーケストラボックスだったという...。 (2回目の今回知った 笑)

とにかく、視界が良好でありますように...ってことだけを願っていたのですが。


目の前には、すっごい世界。

マジで、ヤバかった。


もうね、舞踏会での、花總まりさんマリー・アントワネットの、仰ぐ扇の音が聴こえたり。

おぉぉ...王妃の扇って、板のような音がするんだ。 (ペチペチしてた...これは大発見)

で、キャストさんの細かな演技が、秀逸で。

衣装とか、靴とか、舞台セットとか...すっごく観ちゃった。



御園座、リピーター企画。

「マリー・アントワネット」2回以上のご観劇で素敵なサイン入りポストカードをプレゼント。

花總まりさん など... (各種100枚 全6種類)

自分が1回目に観劇したときは、全6種類あったのですが。

先着順ということもあり、花總まりさん千穐楽となるこの日、花總まりさん、古川雄大さんのポストカードはなくなっていました。



1階席後方に、指揮者の映像が白黒で映し出されてて、キャストの方は、舞台上で映像を観て、指揮者の動きを確認してるのかも。

ちなみに、自分の座った席からは、指揮者がガッツリ観えた。

なんか...いろいろとすごかった。

で、オーケストラボックスものぞいてみたら、

指揮者の方の楽譜が、ポスター並みに大きくて、譜面がたくさん書かれてた。

ミュージカルって、すべてがスケールデカかった。

そして、休憩中に、指揮者が演奏者にテンポ(?)かなんかの確認をしていた。

オーケストラも、常に違う世界を創っているんだと思った。



花總まりさんの感想は、下のほうに書いてます。 ↓




出演者の方の感想。


ソニンさんマルグリット。

ソニンさんマルグリットは、感情のすべてを、ストレートに表現しているマルグリットだった。

パワフルで、エネルギッシュ、そして、エンターテインメント。

前回 観たときと、演じ方、歌い方が明確に異なる、ソニンさんマルグリットだった。 (いろんな演技プランがあるんだろうな)

あと、舞台をコントロールする力はすごいなって、今回も思った。


喜怒哀楽のほとんどが、パワフルなので、花總まりさんマリー・アントワネットを観てからの、ソニンさんマルグリットを観ると、

迫力と圧が...すごかった。



夏の夜の舞踏会の場面。

ロアン大司教から首飾りを受け取るシーンは、さすがソニンさんだなって感じの、動作がキレイだった。

今も、筋肉ムキムキなのかなー。 (筋肉ムキムのコラ写真は かなり笑わせてもらった 笑)



セーヌ川の岸辺の場面。

民衆の女性に新聞を見せて、奮起させようとするけど、女性たちは動かないという場面。

女性の力をテーマとした場面なのかなーって、歌詞を聴いてて思った。

史実的に考えると、文字が読めない民衆の女性って多いはずなのに、新聞を見せてどうする...って思うけど。

舞台では、民衆の女性は文字が読める設定なのかな...?って、この場面になると、いつも思う。

だから、

文字も読めない女性に新聞を見せても、伝わんないよ...マルグリットって思いながら、この場面を観ています。

場面的には、お金で買収される民衆を現わしているとは思うのですが。


あ、オルレアン公にお金で買収される民衆に落胆して、

読んでもらえなかった新聞を、一生懸命キレイに伸ばす、ソニンさんマルグリット。

...可愛い。 (ドSな自分 笑)

ってことで、新聞を伸ばしている姿が可愛い、ソニンさんマルグリットでした。



裁判の場面。

高速チラ見で、花總まりさんマリー・アントワネットと、ソニンさんマルグリットを観た。

マルグリットって存在に、いろんな要素が含まれているし、ストーリーの展開ごとに、マルグリットの心情がいろいろと動いているから、

マルグリットの心情のベクトルの方向を、観客がどう受け取って感じているかで、裁判の見方も変わるんだろうなって思った。



裁判でのマルグリットの心情について...。

マリー・アントワネットと一緒にいたことではなく、子守唄でしか心は通じなかったのだろうか。

フランツ1世巻き込み事故である、マリー・アントワネットと実は姉妹だと判明したことは、マルグリットの心情に、どのような変化をもたらしたのか。

エベールの「情に動かされやすい...」という言葉は、裁判での、マルグリットの心情に対する布石なのか。

裁判で、マリー・アントワネットの手紙の存在を問われたときの、

ソニンさんマルグリットの、少し間を置いた後のセリフ、「いいえ...」。

マルグリットの心情のベクトルは、どこを向いていたのか。


花總まりさんマリー・アントワネットと、ソニンさんマルグリットを観るという、高速チラ見しながら、いろいろ考えてた。


マルグリットの散在する心情のベクトルを読み解くのって...難解だなって思った。



昆夏美さんマルグリットは、最後まで迷走して、舞台の世界から抜け出せなかったように観えたけど、

ソニンさんマルグリットも、出口を探すのが大変そうだなって思った。


ってか、マルグリットに、出口ってあるのだろうか...。



古川雄大さんフェルセン。

アクのないフェルセンなので、舞台全体が観やすいです。

今度の「エリザベート」では、トートをやるらしい。

人気がすごいことになりそう。



彩吹真央さんローズ・ベルタン

おバカキャラ好きな自分としては、何気に気になる彩吹真央さんローズ・ベルダン。

マジメにやってるのに、おバカに観えるという、おバカキャラが好きなのですが。

彩吹真央さんローズ・ベルダンのような、おバカキャラになりきれていない、おバカキャラもお気に入りです。 (笑)

愛嬌あり過ぎて、キャラ立ちもしてるし。

衣装もいいし、出過ぎないのに、さり気に爪痕を残してるし。

歌も上手かった。

個性の強い、駒田一さんレオナールの近くにいつもいるのに、それでも、キャラ立ちしてるから...やるな、彩吹真央さんローズ・ベルダン。

サブキャラとして推したい、彩吹真央さんローズ・ベルダンでした。



吉原光夫さんオルレアン公。

歌ってる歌詞は、何言ってるんだって感じで、ヤバいけど。 (笑)

気持ちよさげに歌ってるし...。

悪役キャラとして完璧じゃないところも、いい感じだった。

あと、

新聞を配る時、さり気に枚数を気にしながら配っている姿が...観てはいけないものを観てしまった感。 (笑)

几帳面な、吉原光夫さんオルレアン公だった。


あ、ソニンさんマルグリットも、ものすごく丁寧に、新聞をカバンに入れていた。

あまりにも丁寧に、新聞をカバンに入れていたから、その前の演技とのギャップに...笑いそうになった。 (笑)



駒田一さんレオナール。

好き系のキャラなんだけど、彩吹真央さんローズ・ベルダンのほうを先に気に入ってしまったので、

チェックが薄くなってしまった。

登場時に、なんか言ってるなーって、1回目の観劇の時に思ったんだけど、


今回言ってたのが、

「才能が無いと言うだけの努力はしたのかい?」

ブッこんできたなーって思った。

インパクトがあった言葉だったので、すごく頭に残った。


ちなみに、2回目の観劇の時は、

「苦しいから逃げるのでなくて、逃げるから苦しいの」 (たぶん...みたいな)

これも、いい言葉なので、なんとなく頭に残った。


あと、駒田一さんレオナールって、芸が細かいんですね。

2回目までの観劇では、そこまで気付かなかったけど、

顔芸、微妙な動きとか、今回、いろいろと観れて面白かった。


彩吹真央さんローズ・ベルダンと駒田一さんレオナールの存在は、舞台を明るくしてくれるから、観てて楽しかった。


なのに、2人のキャラクターが存在する、本当の役割は、

マリー・アントワネットを窮地に追い込むこと...っという裏設定は、シュールだなって思った。

「アデュ―」なんって、言ってる場合じゃないよ。 (笑)



原田優一さんルイ16世。

3回目の観劇となる、今回。

史実上の名君ルイ16世へのこだわりを、あまり持たないようにして観ようと思った自分の視界には、

国王ってより...お父さん?って感じの、ルイ16世が舞台上にいました。

そこは、自分の中で、折り合いをつけようって思った。

威厳を持たないように演じてる国王なんだから、国王に観えないのはしょうがないし。


チュイルリー宮殿の場面で、椅子に腰かけて読書をして、そのまま寝ちゃう場面があるのですが。

メガネを掛けて...もう寝るんかい!って、小さくツッコミをしてしまった。 (笑)


人がよさ気な、いいお父さんであったルイ16世の人柄は、よく伝わった原田優一さんルイ16世。

無能過ぎるところは...んー...だけど。

あと、原田優一さんは、ものすごい美肌だった。



坂元健児さんジャック・エベール。

声だけで、情景が想像出来るって感じだった。

そして、セリフが聴き取りやすかった。



彩乃かなみさんランバル公爵夫人。

カーテンコールで、彩乃かなみさんだーって、顔をマジマジと観てしまった。



真記子さんラ・モット夫人。

舞台中の真記子さんラ・モット夫人は、いい感じに、悪い顔してるなーって思った。 (笑)

カーテンコールの順次登場して挨拶のときも、悪い顔してくれないかなーって、ガン見したけど、素の顔だった。 (残念)

真記子さんラ・モット夫人の悪い顔、お気に入りです。 ( ´艸`)



小原和彦さん国王のお付きの人。

ルイ16世の近くに、隠れたおバカキャラがいた。 (笑)

何の為に、ルイ16世に使えているのかわからない、無能っぷりの、付けホクロもおバカ過ぎる、国王のお付きの人...ツボるな。

ルイ16世の衣装の毛繕いは、最高にツボった。





カーテンコールは3回

1回目は、普通のカーテンコール。

出演者全員、舞台上にいたまま、「MA」の幕が下りる。

2回目は、花總まりさん、ソニンさんが舞台上に現れて、出演者全員を舞台上に。 (スタンディングオベーション)

花總まりさんの、「本日はご来場頂きまして、ありがとうございました。」って感じの、いつもの挨拶から。

「マリー・アントワネット」の世界を、少し引きずってる感じでした。

手短に...っと、本日、一人、千穐楽を迎える花總まりさんの挨拶を、花總まりさん自身で紹介。 (ん?)

御園座での公演の感想とか。

大阪公演も頑張る...とか、観に来れたら来てとか。

次の日、千穐楽を迎える出演者に、頑張ってとエール。 (このエールの仕方が...可愛かった)

観客への、花總まりさんからの、よいお年を...がありました。 (あざーっす)

花總まりさん、古川雄大さんなどは下手、ソニンさんなどは上手に。

3回目は、花總まりさん、ソニンさんが出て来て、カーテンコール。

ソニンさんが、コイコイ気味(?笑)の、下から手を高速アピールで、手を差し出して、

花總まりさんが手を預けて、下手へ...からの、二人、投げキッス。

最後に、花總まりさんが一人、下手袖に少し残って、観客に手を振って退場。




舞台の内容。

ドレス衣装の背中を観てて、スタイル維持って大変なんだろうなーって思った。

背中までキレイに魅せないと、シルエットがダサくなる衣装だし。 (すべてのドレス衣装に バランスが大事だと思った)



首飾り事件の首飾り。

これが、高価な首飾りか...って、マジマジと観てしまった。

電飾は、常に光ってる状態にしているのかなとか、電源スイッチは...っとか、細かなことまでチェックしてしまった。 (笑)



舞台の暗転。

帝国劇場で、初めて観たときは、舞台の暗転が気になって、ショートストーリーを観ている感覚があったのですが。

3回目の観劇となる今回は、舞台が暗転すると、すぐに小走りで、キャストさんが舞台袖にはけてるのがわかって、

暗転って、キャストさんが舞台袖にはけるためにもあったんだ...って思った。

花總まりさんの小走りダッシュは、いつも可愛い。 ( ´艸`)





原作 「王妃マリー・アントワネット」(遠藤周作 著) について

「マリー・アントワネット」の舞台の原作となる、「王妃マリー・アントワネット」。

史実と違う流れの作品だったので、自分が興味を持ったのは、作品の終盤から。

終盤から、これが遠藤周作の世界か...って思った作品。

その作品を原作としているので、どのぐらい遠藤周作の世界が舞台で描かれているのか。

原作からくる興味は、ここにありました。


「人間の本質」


自分が感じた、遠藤周作の世界。

遠藤周作は、「王妃マリー・アントワネット」を通じて、「人間の本質」というものを描きたかったのかなと。 (終盤で 気付いた)

その為に、マルグリットとアニエスという架空の人物を創り出し、マリー・アントワネットをめぐらせる展開にしていったのかなとか...。


ちなみに、マルグリットは、舞台では、マルグリット・アルノー。

史実的には、マリー・ニコル・ルゲイ・デシニーを参考にしたのではと。


アリエスは、原作では、イボンヌ・アニエス。

初演「マリー・アントワネット」の舞台では、アニエス・デュシャン。 (なぜ 改名したんだろう...謎)

史実的には、マリー=アンヌ・シャルロット・コルデー・ダルモンを参考にしたのでは。


そして、

マリー・アントワネット。 (マリー=アントワネット=ジョゼフ=ジャンヌ・ド・アブスブール=ロレーヌ・ドートリシュ)


原作 「王妃マリー・アントワネット」は、「3人のマリー」の物語だった。


自分が思う、遠藤周作の世界とは、

復讐と、本能的に生きる、マルグリット。

正義と、理性的に生きる、アリエス。

そして、その対象となる、マリー・アントワネット。


しかし、「マリー・アントワネット」の舞台では、

マルグリットとアリエスという2人の人物を、

「イニシャルM.A」を持つ、マルグリット・アルノーという1人の人物として描いていたので。

遠藤周作の世界にあるメッセージ性が、違うものへと変化していき、

それが、裁判での、マルグリットの存在意義を...闇なものへと位置づけし...。 (結局 誰にもマルグリットの言葉は届いていないという)


マルグリットとアリエスという、2人がそれぞれに持つ明確な性質が、

マルグリット・アルノーという、2人の性質を持ちつつ、また、違う性質をも兼ね備えていたことにより、

違う人物像へと変化していった。

マルグリットの思う正義とは...という方向に行きながらも、正義のベクトルが散在して、

迷走するマルグリットへとなり...。 (マルグリットって役は 難しそうだなーって舞台を観て思った)


「マリー・アントワネット」の舞台は、遠藤周作の世界とは異なる世界ではあったが、

「♪憎しみの瞳」にあるように、それぞれの立場に苦しみ、葛藤する姿が描かれた世界でもあった。

人はそれぞれの世界において、悩み、苦しみを混在させながら生きている。

互いに理解し合う、視野の広さを持つことの重要性も。

それは、一方方向から見るのではなく...。

これが、自分が観た「マリー・アントワネット」の世界でした。




もし、ルイ16世が処刑されず、政治を全う出来たのであれば、

フランスという国の形は、変わっていただろう。

今なお、勃発しているフランスの暴動も、起きることはなかったのかもしれない。

舞台のような、無能であったら、処刑されることはなかったルイ16世。

有能だからこそ、処刑されたルイ16世。

フランス革命で、「名君 ルイ16世」を失った過ちの代償は、200年経った今も続いていた。


このフランスの暴動からも、世界はどのように動いているのか。

自国の裏に潜んでいる、外国の影。

一方方向はなく、多方から見る力。


「マリー・アントワネット」の舞台を観るにあたって、自分なりに世界の動きを知ろうとした、今回の観劇。

舞台からも、それ以外のことからも、とても得るものがあった観劇でした。

ってか、知らないこと、マジで多いからなー...自分。





花總まりさんマリー・アントワネットの感想です。

今回は、全ての花總まりさんマリー・アントワネットを、思い残すことなく観てくる。

ってのが、テーマでした。


舞台の途中、「♪孤独のドレス」から、ものすごく花總まりさんマリー・アントワネットに、深みを感じた。


舞台を近くで観れたので、スカートがフワッとなるとき、衣装の靴が...観れた。

花總まりさんの舞台衣装で、靴を間近で詳しく観てみたかったんですよね。

あ、スカートの中は、すでに帝国劇場でチェック済みです。 (脳内エロ...笑)



ファッションショーの場面

花總まりさんマリー・アントワネットの表情とかも、詳しく観れてよかった。

花總まりさんマリー・アントワネットの、衣装にお気に召さない表情は、なかなかのツボです。 (笑)

ファッションショーの場面は好きなので、観てて明るくなります。



首飾りをはじめて観た場面。

首飾りを諦める、花總まりさんマリー・アントワネット...リアル花總まりさんモード入ってた。 (笑)



「♪孤独のドレス」

力強く感じたり、弱々しい感じたり。

ドラマ性を魅せる歌い方だからか、花總まりさんマリー・アントワネットを見入ってしまう。

この歌は、花總まりさんの役者としての個性が伝わる感じだなーって思った。



第1幕、最後の場面。 (「♪運命の歯車」)

場面全体が、パワフルなので。

舞台上、どの方面を観ても、エネルギーに満ち溢れている。

花總まりさんマリー・アントワネットを観て、歌が強いなーって思いながら、

舞台中央のソニンさんマルグリットを観ると、全身から来る、おぉっ...って感じの圧を感じたり。

右目と左目をバラバラに動かす、身体的能力が欲しいって思った。 (笑)

一方向だけ観てるのは、もったいないって思う場面だった。



ヴェルサイユ宮殿の王妃の部屋

えー...花總まりさんマリー・アントワネットの下着姿が観れます。 (笑)

歌っているときのベットからのシーンで、体幹を鍛えているのがよくわかります。



ヴァレンヌ逃走の場面。

やっぱ、花總まりさんのダークな衣装姿って、最高だなーって思う。

場面的に、すごく短い時間だけど、ガン見モードでした。



テリュイルリー宮殿。 (「♪憎しみの瞳」)

さり気に、花總まりさんマリー・アントワネットが...裁縫をしているー!

裁縫をしている3人の中で、花總まりさんマリー・アントワネットが縫ってる時間は短いので、見逃さないよう、要チェックな場面です。

それにしても、マリー・テレーズは、よく働く。 (めっちゃ裁縫していた 笑)


そして、ソニンさんマルグリットのスパイ感、半端ないオーラがすごかった。

リアルに近くにいたら、ストレスMAXな存在だな。 (苦笑)


花總まりさんマリー・アントワネットと、ソニンさんマルグリットとの対峙の場面。

やっぱり、昆夏美さんマルグリットのときとは違う位置で、対峙していました。

花總まりさんマリー・アントワネットの、声のトーンとか、パワーとかも違う感じがしたし。

パワーは、ソニンさんマルグリットに対してのほうが強く感じたけど、

凄みは、昆夏美さんマルグリットに対してのほうが強く感じた。


パワーで対抗する、花總まりさんマリー・アントワネットは、ストレートに受け止めて観てたけど、

凄みのある花總まりさんマリー・アントワネットは、ゾクゾクした。



タンプル塔。 (「♪明日は幸せ」)

今回も、花總まりさんマリー・アントワネットとソニンさんマルグリットは、キレイにハモってました。

ハモるか、ハモらないか。

ソニンさんマルグリットと昆夏美さんマルグリットの、それぞれの解釈は面白いって思う場面。



タンプル塔。 (ルイ16世処刑後)

この場面から、花總まりさんマリー・アントワネットは、高みの世界へ..。


「マリー・アントワネット」の舞台は、第1幕、第2幕と、テイストが異なる感じなのですが。

花總まりさんマリー・アントワネットに関しては、ルイ16世が処刑され、白髪姿になったところから、テイストが一変する。


花總まりさんが思う、演じるマリー・アントワネットの、核心に迫るって感じで。


一つの場面で、いくつもの山場がある、このタンプル塔の場面。

怒り、別れ、絶望...という、悲しみの連鎖。


この場面で、全ての感情を吐き出した後からの、裁判での花總まりさんマリー・アントワネットの虚無感。

裁判での花總まりさんマリー・アントワネットの「蝋人形」のようなキレイさは、この虚無感からくる美しさでもあり...。



裁判の場面。

自分の目の前に、「蝋人形」のようなキレイな花總まりさんマリー・アントワネットが座っているという...すごい時間だった。

裁判...終わんないで欲しいなーって思ったし。

開かない瞳を、限界まで見開いて観てきた。


裁判で座っている花總まりさんマリー・アントワネットって、何を考えて、何を観ているんだろう...って思いながら観ていた。

ソニンさんマルグリットの裁判の言葉は、花總まりさんマリー・アントワネットには届いているのだろうか...っとか。


自分の視界は、花總まりさんマリー・アントワネットと、ソニンさんマルグリットを交互に観ていたのですが、

裁判の途中、花總まりさんマリー・アントワネットが覚醒しそうな時点では、花總まりさんマリー・アントワネットだけを観ていました。


「♪裁判」での、花總まりさんマリー・アントワネットの歌う歌詞の内容。

理解出来るところと、解釈するのが難しいところもあるなーって、今回も思った。

母親の立場から。

無実の罪人としての立場から。

王妃の立場から。

そして、

人としての立場から...。


(史実上の)ルイ16世と、マリー・アントワネットを、重ねて歌い上げる歌詞。


舞台上の裁判では、ソニンさんマルグリットに託した手紙が、裁判の行方を左右...したのか、今回も、自分的にわかりづらかったので、

花總まりさんマリー・アントワネットの歌う歌詞のメッセージに、解釈が難しいところが...。

マルグリットの散在する心情のベクトルの解釈も、難しいところがあるからだとは思うけど。

その後、

花總まりさんマリー・アントワネットは、このまま高みを保ちながら、処刑台の場面へと向かう。



処刑台の場面。

無音の時間があるのですが。

この無音である、処刑台までの時間。

花總まりさんマリー・アントワネットに、視線が集中する、音が存在しない空間。

舞台のすべてを掌握して、処刑台へと向かう、花總まりさんマリー・アントワネット。

死へと向かう直前の、視線を惹きつける姿。

さすが、花總まりさんだ...って思いながら、観ていました。

そして、幕...。



花總まりさんは、やっぱりすごい。

涙を流される方が多い舞台なのですが、自分は、観終わった後、キラキラしながらそう思った。

すごい舞台を観れた感いっぱいだったし。


いい時間を、ありがとうございました。




今回、「マリー・アントワネット」の舞台を観て感じた、

「花總まりさんとは一体何なんだ」...。


掌握した、静寂かつ無の空間を、カオスな世界として創り出し、魅せる人。

煌びやかな衣装でもなく、壮大な音楽も存在しない。

そこにあるのは、静寂した空間、無の空間。

その空間を、カオスな世界へと魅せる、花總まりさん。


花總まりさんが創り出す世界...自分は、やっぱり好きだと強く思った。

これが、自分が感じた、花總まりさんって一体何なんだ...です。





花總まりさんの次の舞台は、「エリザベート」とのこと。

いろいろと思うこともあっての、このタイミングでの「エリザベート」...。


これを区切りにするか、また花總まりさんの舞台を観たいと思うか。

次の観劇で決めようって思って、今回、舞台を観に行きました。

もしかしたら、最後の観劇となるかも...って感じで。


...花總まりさんの創り出す世界は、やっぱりすごかった。

そして、

「エリザベート」の花總まりさんはすごいけど、

花總まりさんの創り出す世界は、「エリザベート」だけじゃない。

もっと、すごい世界を持っている人なんだ...。


っと思いながら、

「エリザベート」の舞台のチケット争奪戦に参戦することになりました。 (笑)

「エリザベート」...チケットが取れたら、観に行こうと思います。

再演となる舞台の観劇は、今度の「エリザベート」が、自分にとって初めて。


1回の舞台を大事に、観に行こうと思います。





...。


前回のときの、あれは...一体、何だったんだろう。

なんかよくわかんない、不本意なバトル。

不本意なバトルステージが上がった気がする。

いつもなら、その場をテキトーにスルーして、そのまま逃避してるけど。 (苦笑)

壁を乗り越えてやるって感じです。

自分の理解度も...上がったのか。

なんとなく、わかってきた...ような。


...。




次の観劇は...。

チケット争奪戦で、チケットが手に入ったら、「エリザベート」の舞台。

マジで、関東に住みたい。



あとは...。

来年の2月...。



花總まりさん...やっぱ好きだ。






ミュージカル 新演出版 「マリー・アントワネット」 (MA)

他2回の観劇の感想
↓↓↓



「マリー・アントワネット」 (MA) in 帝国劇場 (東京公演)
2018年11月23日 (金) 13時 開演



「マリー・アントワネット」 (MA) in 御園座 (名古屋公演)
2018年12月15日 (土) 12時 開演





2018年12月17日(月)

ミュージカル 新演出版 「マリー・アントワネット」 (MA)
感想


in 御園座 (愛知 名古屋公演)





 

 

 

  

  

  

  

  

  

  

 

 




ミュージカル 新演出版 「マリー・アントワネット」 (MA)

in 御園座 (愛知 名古屋公演)

2018年12月15日 (土) 12時 開演

S席  1階  センターブロック  中央列付近



感想です。



御園座は、8月に「モーツァルト!」(M!)以来、2回目の観劇。

真っ赤が映えるデザインの劇場。


御園座名物の、最中アイスを食べました。 (抹茶味)

美味しかったです。



入ってすぐに、出演者のサイン入りパネルがありました。

子役さんも含めた、全ての出演者のサイン入りパネルで、見応えがありました。



御園座では、

「マリー・アントワネット」2回以上のご観劇で素敵なサイン入りポストカードをプレゼント。

花總まりさん など... (各種100枚 全6種類)

っという、リピーター企画をやっていたので、

先着順ってことで、もらえるのか不安だったけど。

花總まりさんマリー・アントワネットのポストカードをゲットしました。

自分が観劇したときは、全6種類残っていました。



で...。

御園座の緩い傾斜が...。 (泣)

自分の座席の視界は...前に座っている人の頭で...やや悪かったです。

ってか、舞台中心が前の人の頭...。 (背伸びすればなんとか観れたけど...前の人もたまに動く系だったし)

ってことで、開演前に自分の左隣の方が、左隣の肘あてを使うようなことを、ボソって言っていたのが聴こえたので。

自分は、思いっきり右にズレて観ることにしました。


小心者な自分...顔を合わせるのが申し訳なくて、右隣の方が女性の方ぐらいしかわかってないけど。

右隣の方...スミマセン。


思いっきり右にズレて観たので、舞台中央から上手は視界良好になりました。

で、中央より左側に、前の人の頭が一部被ってて、そこは観るのを諦めるという方針でいくことにしました。

あまり右に寄り過ぎないようにと、肘あてに肘を乗せて、

自分なりに隣の人との境界線を作ってみたりしたので、 (観劇のド素人なりにいろいろと考えてみた)

肘をついて舞台を観るという...。

マナー的に、どうなのって感じの観劇になりましたが。 (それに自分 姿勢が悪いから...スミマセン)

なるべく動かないように、どうしても観たいところを絞って、その場面は動いて観るとか...自分なりにやってみたりと。 (迷惑かけてたらスミマセン)


ってか、その体勢で、後半から、肩こり、首こりが...観劇中、段々と無表情に。 (反省)


もっと傾斜があれば...。 (´;ω;`)ウッ…

でも、舞台と客席との距離は、今回も近く感じたので、よかったです。

運が良ければ、いい座席でした。


御園座の1階席は、着席してわかる、運、不運...。

次の観劇では、視界が良好でありますように。



花總まりさん、「オリジナルランチトートバッグ」っというものが、花の会にありまして。

花總まりさん花の会の受付のところに、花總まりさんのばあやがスタンバってたので、受け取りました。

ばあやは気さくだ。

花總まりさんマリー・アントワネットの缶バッジ付きです。

自分は、缶バッジ派ではないけど、この缶バッジは欲しかったので、貰えてよかった。

ランチトートバッグは、文字が入っているのが...だけど、使い勝手がよさ気なので...オタクグッズ入れとかに使ったら...ダメかな。



花總まりさんの感想は、下のほうに書いてます。 ↓




出演者の方の感想。

御園座の舞台上でも、負のオーラを熱すぎずに演じていて、出演者の方のハイレベルな演技は見応えあった。

民衆が踊る場面が、少しあったのですが、小さな動きのダンスでも、上手い人は目を引いた。

さり気に上手い...って思った。


あと、民衆の一人が、上手で魚釣りをしていた。 (笑)




昆夏美さんマルグリット。

ソニンさんのマルグリットと全然違っていました。

っというか、昆夏美さんのマルグリットの怒りの現わし方が、自分と似ていて。

昆夏美さんのマルグリットは観やすかった。


自分は、マジで怒ったときは、怒りを強く出すのではなく、感情を感じない、氷のような、冷たいモードになるみたいなので。

昆夏美さんのマルグリットを観て、あぁー、なんとなくわかる感情表現だなーって思った。


昆夏美さんのマルグリットも、舞台だから言葉は強く発しているけど、感情の部分では、冷たい系に感じたので。


ソニンさんのマルグリットは、民衆より高い立ち位置にいて、民衆を誘導する感じに観えたのですが。

昆夏美さんのマルグリットは、民衆の中から、民衆を動かそうとモガいている感じに観えました。

自分が舞台を観る前に想像していたマルグリットは、昆夏美さんのようなマルグリットだったので、

それもあって、昆夏美さんのマルグリットは観やすさが増してました。

ソニンさんのマルグリットも、自分が予想していなかったマルグリットだったので、それもいい。


昆夏美さんのマルグリットって、感情を押し殺して歌っている感じがしたので、

ソニンさんのマルグリットのほうは、歌から来る強さにパワーがあった。

でも、昆夏美さんマルグリットは、民衆の中の一人だということが伝わりやすかった。


花總まりさんマリー・アントワネットと、昆夏美さんのマルグリットとの対立の場面。

昆夏美さんのマルグリットの怒りを観ながら、自分もこんな感じで、内をえぐり突き刺す冷たさでいくんだろうなって思ったり。 (苦笑)

っとすると、花總まりさんはこう出るのか...って感じで観てたり。

昆夏美さんのマルグリットは、自分の内面とリンクするので、面白味がありました。

そして、自分を客観視する感じで...。



新聞を民衆の女性に配る場面。

オルレアン公による、お金で民衆を買収した瞬間の、ソニンさんマルグリットの落胆さの印象が強かったから、

昆夏美さんマルグリットはどのように表現するんだろうって思ったら、

民衆に埋もれて、無力で消えゆくように感じた表現だった。 (徹底した陰キャラ)



子守歌の場面。

ソニンさんのマルグリットは、花總まりさんマリー・アントワネットと、ハモっていたのですが。

昆夏美さんのマルグリットは、まさかの、同調せず...。

ってか、意図的にハモリを合わせなかったのかな。

そっちかーって感じで。

ハモってるのもいいけど、ハモらないのもいい。

どっちのマルグリットの心情も理解できる場面だった。



裁判の場面。

前の人の頭で、舞台の視界が狭まっていたので、花總まりさんマリー・アントワネットと、昆夏美さんのマルグリット、

どちらかを観るという選択になってしまった。 (どちらかが前の人の頭で視界から消える感じ)

で、花總まりさんマリー・アントワネットを観ていたら、帝国劇場で観たときより、蝋人形さが増していたので、

花總まりマリー・アントワネットから目を離したくなかったので、

昆夏美さんのマルグリットの裁判での姿は...この目で観ることがあまり出来なかった。

もっと観たかったなー。 (前の人の頭が...泣)



最後の場面

最後の、「♪どうすれば世界は」の歌で、ソニンさんマルグリットは、自己完結していたように観えたのですが。

昆夏美さんのマルグリットは...迷路の中にいた。

うわぁー、この人、最後まで迷宮入りして、舞台から現実に戻らなかったよ...って思った。

このまま、次の舞台のマルグリットの世界に続いているんだろうなって感じで。


ソニンさんのマルグリットは、登場時から、エネルギッシュで、エンターテインメント性が強い感じがしたけど。

昆夏美さんのマルグリットは、登場時から、思い詰めた陰キャラ。

登場時、オーラが無いのが、逆に悲壮感を強めた。


あと、

ソニンさんマルグリットは、民衆の中にいても、見つけやすいけど、

昆夏美さんマルグリットは、陰キャラ過ぎて、民衆の中に入ったら、舞台上で見つけるのが困難だった場面もあった。

マルグリットの世界に埋もれてるなーって思った。


ソニンさんも、昆夏美さんも、全然違うマルグリットだから、Wキャストの醍醐味を感じた。


昆夏美さんのマルグリット、もう一回観てみたかったけど、自分は無理みたいです。

「マリー・アントワネット」花總まりさんバージョンのDVDが、昆夏美さんマルグリットだから、観れないことはないか。




古川雄大さんフェルセン。

「男性から見たMA」というアフタートークショーが2日間予定されているのですが。

第1幕が終わった休憩時間に、宣伝ポスターを観ていたら、

関係者の方が、たった今、古川雄大さんのアフタートークショーの出演が決まったんですって言ってたのが聴こえた。

御園座からシングルキャストに、アフタートークショー...大変だと思うけど、頑張って下さい。

そして、御園座でも、古川雄大さん人気がすごかった。 (双眼鏡の動きとかも...)




彩吹真央さんローズ・ベルタン

帝国劇場では、ローズ・ベルダンの衣装のセンスがいいって思ってたんだけど、

センスのいい衣装を、彩吹真央さんが、よりセンスよく着てたんだって思った。

宝塚の方のシルエット美って、本当にキレイなんですよね。

さり気に登場してるのに、爪痕を残していくところも、なんかよかった。




佐藤隆紀さんルイ16世。

史実とは違う、舞台上での無能キャラのルイ16世は、帝国劇場で一回観ているので。

今回は、史実を考えずに観ました。

佐藤隆紀さんルイ16世は、芯が観えるルイ16世だったので、無能キャラだけど、それなりに観ることは出来た。




カーテンコールは2回

1回目は、普通のカーテンコール。

花總まりさん、古川雄大さんなどは下手、昆夏美さんなどは上手に。

2回目は、花總まりさん、昆夏美さんが出て来て、花總まりさんが手を差し出して、昆夏美さんが受けて手を取って、

観客に、手を振って退場。




舞台の内容。

1回目の観劇では、あまりにも史実とは違い過ぎて、頭が混乱してしまったので。

2回目は、違う視点で、物語の中を観るようにしました。



「デュシェーヌ親父」の新聞は、御園座でも、上手側の通路側で配ってました。


オーケストラボックスは、舞台前方でした。

時おり、指揮者の動かす棒が観えたり、ミュージカルの舞台だなーって思った。



ファッションショーの場面は、今回、センターブロックだったので、よく観えた。

マリー・アントワネットが観ていたファッションのパンフレットも観れたし。

華やかで、楽しそうで、微妙にツボるセンスのドレスが登場したりと。

何気にテンションが上がる、好きな場面です。



マリー・アントワネットとフェルセンの恋は、プラトニックではあるけど。

一途な、錠前オタクのルイ16世を推したい自分としては、

花總まりさんマリー・アントワネットが熱演すればするほど、理解が難しく、脳内でスルーしてしまう。 (スミマセン)

価値観の問題なのかなーって思っちゃうけど。


自分の場合、自分の好きな人に、好きな人がいるなら、

あぁ、そうですかー。

って感じで、次からは視界に入らないで下さいって感じで、完全シャットアウトしちゃうタイプなので。


舞台上のマリー・アントワネットの恋愛は...。

んー...ルイ16世いるけど...理解は難しいけど、互いに望んでいる道を歩んで下さい...って感じです。

恋愛とか理解度低いので...自分。  (苦笑)

恋愛系の舞台とかは...自分は観劇に向いてないんだろうなーっとも思う場面でもありますが。


それだけ、舞台上では、花總まりさんと古川雄大さんは熱演されてます。

自分の座席周辺は、涙を流しまくってる方々がたくさんいたし。

もしかしたら、帝国劇場で観たときより、涙を流していた方が多かったかも。

場面が進むにつれ、涙を流している人が増えていってるのがわかりました。



気になったのが、マリー・アントワネットの裁判で覚醒した後の歌。

「罪は、プライドと無知。人の善意を信じた...こと」 (みたいなこと)

最後の、人の善意を信じたって...幽閉部屋で、マルグリットに手紙を託したことなのかな。

この手紙が原因で、ルイ16世は処刑されたって思い込んでるマリー・アントワネットは、マルグリットを責めてたし。

裁判で、マルグリットは手紙の存在を否定し、マリー・アントワネットをかばったけど。

裁判でのマルグリットの言葉は、マリー・アントワネットにも、誰の心にも届かなかったのかなーっと思うと...。

裁判でのマルグリットの存在意義って...闇だな。

そして、

人の善意を信じたと悟った、マリー・アントワネットの思う罪って...。



舞台で、オルレアン公やエベールを観ながら、

オルレアン公=敵対する外国

っとしたら、フランス革命の真実の一面が観えてくるのか...。

シュールだ...って思った。


フランス革命の裏に、外国の影があり...。


「デュシェーヌ親父」新聞。 (エベール新聞)

裏で糸を引いていたのは、敵対する外国。 (イギリスなど)

資金は、外国マネー。

ターゲットは、マリー・アントワネット。

目的は、敵対国フランスの弱体化。


最初は、マリー・アントワネットを歓迎したフランス国民。

無い差別を、意図的に作り出され、翻弄されたマリー・アントワネット。


外国人あることを、外国に利用された...マリー・アントワネット。


差別を無くす前に、差別を意図的に作らせないことが大事だなと。

って、争いごとで潤う層がいるから、世界平和なんて...空虚なものですが。


フランス革命の本質は複雑で、知らないことが多かったことを、今回、観劇するにあたってフランス革命を調べて痛感した。





花總まりさんマリー・アントワネットの感想です。

「マリー・アントワネット」の舞台は、帝国劇場で1回観ているので、

今回は、花總まりさんの演技を、より詳細に観るのが、自分の観劇テーマでした。



花總まりさんマリー・アントワネットの衣装は、登場時の衣装が一番豪華だった。

トータルバランスがいい、背面まで手の込んだ衣装でした。

照明の当たり方で、いろんな見え方がする衣装だなって思った。

背面のマントみたいなデザインが、ものすごく気になった。

着こなしが難しそうな、計算つくされたデザイン。


ちなみに、自分が好きな花總まりさんマリー・アントワネットの衣装は、首飾り事件のときの、ブルーの衣装。

なんか、衣装映えする感じなので。

登場時の衣装もいいので、どっちも好きです。

そして、

キレイ...って思ったのは、やっぱり、裁判のときの白髪の花總まりさんマリー・アントワネット。



今回、一番の衝撃というか、印象に残ったのが、

彩乃かなみさんランバル公爵夫人の、民衆による残虐死の場面。

たぶん...自分が観た花總まりさんの舞台で、上位に入るぐらいの衝撃。

花總まりさんマリー・アントワネットの「動」から「無」へ落ちて行く、落差のある場面です。

舞台上、民衆によるボルテージが一気に上がって、花總まりさんマリー・アントワネットの気絶で、瞬時に「無」になるという...。

落差を創った花總まりさんの舞台上の空気感、窓から消えゆく花總まりさんマリー・アントワネットの姿が、とにかくすごかった。

あの窓から、花總まりさんの脳裏は、何を映していたんだろう...。



仮面舞踏会の場面。

仮面を付けていても、動きだけで、花總まりさんを見つけられるぐらい、花總まりさんの立ち姿は違っていました。



「♪ヘビを殺して」

「♪ヘビを殺して」の曲が、頭の中をグルグル流れるので、好きな曲かも。 (笑)



テュイルリー宮殿 (「♪憎しみの瞳」)

自分は、昆夏美さんマルグリットの怒りの表現方法にリンクするところがあるので、

花總まりさんマリー・アントワネットと、昆夏美さんマルグリットとの感情のぶつかりが、ストレートに伝わった。

ソニンさんマルグリットのときとは、花總まりさんマリー・アントワネットの感情をぶつける位置が違うというか...。

本当に感情が動いているからなんだろうなって思った。

花總まりさんの人間味が出てる場面でした。



マリー・アントワネットの裁判の場面。

帝国劇場で観たときより、花總まりさんマリー・アントワネットの蝋人形のような美しさが増していた。

予定では、花總まりさんマリー・アントワネットを観て、舞台全体を観てを、交互に...って思っていたのですが。

前の人の頭で、舞台の視界が狭まってて、花總まりさんマリー・アントワネットと、昆夏美さんのマルグリット、民衆の、

全てを見渡すことが出来ない座席だったので、

円盤のセットで、花總まりさんマリー・アントワネットが、中央に来た瞬間に、

花總まりさんマリー・アントワネットのみを観ようって決めました。

花總まりさんマリー・アントワネットの覚醒の瞬間も、観てみたかったし。

自分にもっと視力があれば...って思った、目を離したくなかったぐらい、とてもキレイな花總まりマリー・アントワネットだった。



この裁判で覚醒した後の、「♪裁判」の曲が、花總まりさんマリー・アントワネットの最大の存在意義を示しているのだけど。

この花總まりさんマリー・アントワネットの歌からも、史実でルイ16世が残した思いが...。

舞台の物語で、史実のルイ16世と重なるマリー・アントワネットがいた。

1回目の観劇で、そのことに気付いたので、2回目となる今回は、マリー・アントワネットにルイ16世を重ねて舞台を観てました。

史実のルイ16世と重なる、舞台上でのマリー・アントワネット...。

史実で、名君であったルイ16世派な自分としては、この舞台上の花總まりさんマリー・アントワネットは、最高に好きな存在です。



「♪裁判」

何度聴いても、重い曲。

しかも、あのキレイな蝋人形ような花總まりさんマリー・アントワネットからの、この曲だから。

魂の入った歌。

最後の観劇となる、次の観劇では、この場面のすべてをつかんで来ようと思っています。



「♪どうすれば世界は」...。

花總まりさんマリー・アントワネットは、舞台の世界から現実に戻っている感じでした。

花總まりさんは、処刑という死を演じた後に、どのような感覚で、あの高いところに立っているのか...。

花總まりさんマリー・アントワネットの下で、迷路の中から出て来なかった昆夏美さんマルグリットと交互に見ながら思った。

そして、

感情の起伏が激しいマリー・アントワネットの役を短時間で演じる、花總まりさんの内面の動きって...どうなってるのだろう。




今回、「マリー・アントワネット」の舞台を観て感じた、

「花總まりさんとは一体何なんだ」...。


花總まりさんが創り出した、落差のある場面の衝撃は、たぶん...記憶から消えないと思う。

あの瞬間、自分の中で、何かが止まった感じがしたし。

一瞬、異次元の世界を感じた。


花總まりさんの創り出す世界は、全てに何かがある。

無数にある何かに、どのぐらい気付けるのか...なんだと。


これが、今回、自分が感じた、花總まりさんとは一体何なんだ...です。

舞台を観る度に、花總まりさんの新しい発見があるって、こういうことだからなのか...。



観劇終了後、落とし物をしてしまいまして...。

猛ダッシュで、汗だく。

落とし物を拾ってくれた方、ありがとうございました。

ミュージカルを観に来る方は、とても親切だ。



あとは...。

猛ダッシュとか、テンパり事があった後なので、無駄にハイテンションだったことと。

お店屋さんのガラス窓を、鏡として突き倒すクセは治らないことと。

自分はこんな感じの、超ー変わった、ヤバいキャラだと言うことと。



......。


本当は、すぐに気づいた。 (いつもすぐにわかる自分が...)

たまにバトッてるって...。

はぁー。

さすがに今回は、涙目だ。


......。


その後、髪を切りに行ったのですが、涙目な自分に、美容師さんは優しかった。

前髪...切られ過ぎたけど。

あぁぁぁ、前髪。 (泣)




次の、自分の観劇は、


ミュージカル 新演出版 「マリー・アントワネット」 (MA)
in 御園座 (名古屋公演)

2018年12月20日 (木) 17時 開演 (花總まりさん 御園座 千穐楽)


次の観劇はいつになるかわからないので、一回の観劇を大事にしようと思った。

次こそ、自分の視界が良好でありますように。



ってか、空気を読むと...どうすれば...。





ミュージカル 新演出版 「マリー・アントワネット」 (MA)

他2回の観劇の感想
↓↓↓



「マリー・アントワネット」 (MA) in 帝国劇場 (東京公演)
2018年11月23日 (金) 13時 開演



「マリー・アントワネット」 (MA) in 御園座 (名古屋公演)
2018年12月20日 (木) 17時 開演 (花總まりさん 御園座 千穐楽)





2018年12月08日(土)

「太陽タイプ」と「月タイプ」...ネット診断やってみた。



人は、「太陽タイプ」と「月タイプ」に分けられると言われてるらしい。 (最近知った)

面白そうだから、自分はどっちなんだろう...ってやってみた。 (興味本位レベル ( ´艸`))


いろいろとネット診断があったので、いくつか試してみたけど。

どの診断結果も、


あなたは...【太陽と月の両立タイプ】


だそうです。

って、結果が出てきた。


無難な結果なので、そのまま受け入れた。 (笑)





2018年12月07日(金)

「マリー・アントワネット」 in 御園座
サイン入りポストカード キャンペーン!



キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!

「マリー・アントワネット」 in 御園座


2回以上のご観劇で
素敵なサイン入りポストカードをプレゼント。

花總まりさん など... (各種100枚 全6種類)


遂に、自分もキャンペーン対象者。

しかも、花總まりさんのサイン入りポストカード(印刷)。

胸熱...。

ただ、先着順って書いてあるのが、とっても気になるところだけど。

自分が観に行くのって、12月15日と12月20日。

花總まりさんのポストカード...残ってるといいけど。 (不安)

マジで欲しい。


はぅぅ、マリーさん...好きです。

......。

っという、脳内エロ、ネット難民な自分でした。 (もはや 重症な変態レベル 笑)